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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年03月20日

J2第4節 水戸×岡山 試合後の岡山・長澤徹監督会見コメント

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ケーズデンキスタジアム水戸で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第4節の
水戸ホーリーホック×ファジアーノ岡山は2-3で岡山が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。


(岡山・長澤徹監督)
まず最初になんですが、昨日ちょっとスタジアムを見学する時があって、私見なんですけど2011年に震災があった時に、私がFC東京にいた時に試合をやって、ここのスタンドがバラバラになっていて、それ以来初めて見たんですけど、本当に素晴らしいスタンドになっていて感動しました。本当にここの土地の、水戸の人たちの尽力に物凄いものがあったんだなと思って、素晴らしいスタジアムになったことに、本当に復興という意味では凄く感動したので、この場を借りて本当に伝えたくて、まず最初に言わせてもらいました。


ゲームに関してはちょっとクロスゲームになってしまったんですけど、1つは岡山からサポーターが来てくれて、2-2という凄く厳しい状況になって、前回の反省が生かされたか、まだ逆に言えばもっと成長しなくてはいけないというシグナルなのかアレですけど、ただサポーターの声援で最後に押し込ませてもらったようなゲームになりました。本当にホームでもアウェイでもそうなんですが、まだまだサポーターの力を借りて、最後の一歩とか一伸びをさせてもらっている状況なので、早く本当に我々の力でサポーターを引っ張って行けるように、また精進しなければならないと思っています。


ゲームは水戸さんの状況を考えると、物凄い立ち合いで来るだろう、気迫で来るだろうと。三島選手を中心にセカンドのラフボールから基点を創られてという部分で、前半から少し先手を取られた形がありましたので、少し立ち方を変えて、中盤の中央の枚数を厚めにして、そこのラフボールに対して先に触れる準備と、マイボールにするように少し戦い方を途中で変えてゲームを進めました。そこでゲームが落ち着いて、後半から風の勢いも逆さになって、2つのゴールが幸先よく取れたのですが、その後の1失点がまだまだ幼いです。それと同時にゲームがクローズに向かうに従って少し焦ったプレーとか、やっぱりジャッジの部分でまだまだ幼いと言いますか、選手は一生懸命やっているのですが、そこの方向性というものをもう少し合わせて行って、別に上から目線ではないですけど、本当にああいうゲームをきっちり勝ちでクローズできるとか、しっかり2-0で終わるとか、スコアが動いた後のゲームの進め方、ジャッジという部分に関しては反省しなければいけませんし、逆に言えば我々はまだまだ成長しなければいけないというサインだと思います。


何はともあれ、この世界は紙一重という世界なので、そこが見えてきたという部分に関しては一歩前には進んでいますが、チームとしてはまたここで政田に帰ってしっかりトレーニングをして、本当にソリッドさというのは我々の武器なので、そこをもう一度取り戻しつつ、アグレッシブにプレーできるように帰ってしっかりトレーニングしていきたいと思います。以上です。


Q:今季3得点は4試合目で初だと思いますが、ロングスローという大きな武器も含めて、今シーズンの得点力にはどんな評価かということと、2-0にしてから直後の失点とロスタイムの失点ということで、その時間帯も含めて失点の要因はどのように見られてらっしゃるでしょうか?


A:ゲームの流れなので、取った取られたは先週のチャンピオンズリーグも終盤で動いたりとか、そういうことはあるのですが、我々が大きな目標を達成するためには最初にプラス10ということを謳いました。それは得失点差で、今までは平均"5"だった所にプラスして"15"に持って行かなくてはいけないということで、そういう意味では3-2も素晴らしいですけど、やっぱり2-0でクローズした方がその目標には近付いて行ける訳で、そういった面では時間帯で相手のパワーもあるのですが、「相手が凄かった」ではなくて「自分たちのジャッジがどうだったのか」「判断がどうだったのか」という所をもう1回洗い直さなければいけないと思います。ただ、状況とか色々なグラウンドの中の戦いとか、そういう部分でジャッジはどうしても歪んでしまうモノなので、そこを何とかメンタル的な強さなのか、状況を見逃しているのか、またポジショニングなのかわかりませんが、そこの部分というのは最後の何パーセントまで自分たちで触れる部分なので、そういう所できっちりとジャッジを決めて、ゲームをしっかり締められるという所まで持って行きたいと思います。そういう意味では2試合続いたということでは大きな反省点ではあります。ただ、課題がハッキリしているので、またそこに向かっていかなければなりませんし、かといって硬くなってやる訳ではないので、本当に前を向いてまたそこの課題にチャレンジしていきたいと思っています。


得点も先ほど言った紙一重という部分なんですけど、逆に言ったら3点目を取れた部分ですよね。3点取れたということよりも、もっと早く3点目が取れたはずで、クロスの所をフリーでという所とカウンターでという所と、2つ押し込めた部分が今日もあるんですよね。そういう部分が相手の同点ゴールを生んだかもしれませんし、ある部分の紙一重が見えてきたとは言いましたが、逆にそこの部分の紙一重に関してはまだメチャクチャ甘くて、ああいうチャンスをこちらが外した後というのは必ず相手のエネルギーが上がるので、そういうことも含めて仕留めるのか、上がったエネルギーをしっかり受け止めるのかという所も、もう少し全体で感じ取ってジャッジしていくことができれば、もっともっと成熟したゲームが構築できると思っています。


Q:片山選手について一言お願いできますか?


A:しっかり戦える選手であり、走れる選手なんですが、まだまだ課題も多いので、本人にも高い要求をずっと突き付けているので、ここからまだ成長して欲しいですし、トライしていくことがたくさあるので、まだまだこれからという評価です。


Q:今日の活躍についてはいかがですか?


A:まだまだですね。要求は高いので、本人もそう思っていると思いますし、紙一重とか際の部分ではもっとジャッジをハッキリしなくてはいけない部分があります。そこの良いプレーだけ切り取って評価というのは我々はしないので、トータル的に見てもっと上を目指してやってもらいたいなと思います。


Q:岩政選手の気迫という部分に関してはいかがでしょうか?


A:まあ大樹はどの試合もやっていますけど、チームをまとめるという点に関しては、ゲームのクローズも含めて同じくもっと成長しなくてはいけませんし、我々は立ち止まる訳にはいかないので、大樹ももっともっと上を目指してやってもらいたいと思います。


以上になります。


土屋

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