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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2016年01月29日

2015年私的ベストゲーム・高校年代編

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前回に引き続いて「私的ベストゲーム」のお時間です!
現場観戦した試合の中からとりわけ印象に残った試合を
ランキング形式でご紹介したいと思います。
2回連続企画の今回は高校年代編。
とにかく心に強く響いた5試合を
ご紹介させて頂きます!


【第5位】
2016年1月9日 高校選手権準決勝@埼玉スタジアム2OO2
青森山田 1×2 國學院久我山

https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/post-226/


全国ファイナルを懸けた埼スタの好カード。
大会最大の目玉となりつつあった原山海里のロングスローから
青森山田が先制点を奪うも
久我山は名倉巧のアシストから野村京平が選手権初ゴールで同点に。
決勝点はPK戦濃厚かと思われた90+3分。
マークしたのは途中出場の戸田佳佑。
久我山が土壇場での逆転弾で決勝へと駒を進めることになりました。
なお、厳密に言えばこの試合は2016年ですが
2015年度という括りの中で選出しています。ご了承ください。


【第4位】
11月15日 高校選手権新潟決勝@デンカビッグスワンスタジアム
新潟明訓 3×2 帝京長岡

https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/post-214/


田中健二監督、古澤徹監督の両指揮官が声を揃えて
「どっちが勝っても全国で戦えるチーム」とリスペクトし合う両雄のファイナル。
前半は圧倒的に攻め込んだ帝長が勢いそのままに先制も
後半は一気に形勢を引っ繰り返した明訓が逆転。
それでも帝長は残り7分で追い付いてみせます。
この激闘に終止符を打ったのは明訓のストライカー田辺大智。
80+3分にドリブルから決勝点を記録して
明訓が16年ぶりの全国切符をもぎ取りました。


【第3位】
8月7日 インターハイ準々決勝@三木総合防災公園陸上競技場
広島皆実 2×4 関東第一

https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/post-207/


1回戦で羽黒を、2回戦で清水桜が丘を退けると
3回戦ではJリーグ内定者2人を擁する大津を4-1で粉砕し、
一躍インターハイにおける台風の目となった関東第一。
クォーターファイナルでも極端にリトリートした広島皆実に
カウンターから2失点を喫しましたが
鈴木隼平と高橋快斗のゴールで最後は2-4と競り勝ってベスト4進出。
全国でも関東第一の実力が遺憾なく発揮された一戦でした。
試合後の囲み取材で小野貴裕監督が感極まったシーンも強く印象に残っています。


【第2位】
7月23日 クラ選グループステージ@宮城総合運動場陸上競技場
徳島ヴォルティスユース 0×1 V・ファーレン長崎U-18

https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/b-u-18-1/


2度目の全国となった徳島ユースと初めての全国を戦う長崎U-18の対峙。
徳島ユースは初戦で全国初勝利を記録。
長崎U-18の初戦は鹿島相手に善戦しながら惜敗。
お互いに負けられない2試合目を迎えます。
一進一退の攻防が続く緊迫した展開の均衡が破れたのは80+3分。
FW野中魁の左足シュートはそのままゴールネットへグサリ。
長崎がドラマチックに全国初勝利を手にしました。
その上、試合後に話をお聞きした池田久哉キャプテンは泣けるエピソードを披露。
実はいわゆるメディアは私1人だけだったんですけど(笑)
「宮城総合まで来て良かったなあ」とメッチャ思いました!


【第1位】
9月20日 高校選手権東京B2回戦@駒沢補助競技場
実践学園 2×2 PK1×4 東海大高輪台

https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/b2-1/


選手権予選のベスト16で実現したビッグマッチ。
頂点を狙い得る両雄がこのステージで激突しました。
実践はキャプテンマークを巻いた勝田勇気が先制点を挙げれば
高輪台も小池英翔が同点弾をマーク。
勝敗の行方は延長戦へと持ち越されます。
勝ち越し弾は高輪台。88分に野村浩輔がゴラッソをぶち込んで1点リード。
加えて実践は延長後半開始早々に2人目の退場者を出してしまい
9人での戦いを余儀なくされてしまいます。
それでも実践は死なず。
96分に途中出場の黒石川瑛が執念の同点ゴール。
数的不利の実践が追い付いて、ゲームはそのままPK戦へ。
4人全員が沈めた高輪台がベスト8へと勝ち上がりましたが
会場中の拍手に包まれながら号泣する実践の選手たちの姿が忘れられません。


魂を激しく揺さぶられた5試合でした。
こういう現場に立ち会えたことに感謝したいと思います。


土屋

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