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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2015年11月18日

高校選手権・公開組み合わせ抽選会後のコメント集(聖和学園・加見成司監督、米子北・城市徳之監督、新潟明訓・加藤潤)

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本日、12月30日に開幕を迎える
第94回全国高校サッカー選手権大会の公開組み合わせ抽選会が
東京・汐留の日本テレビタワーにて行われました。
以下、3つの高校に関するコメント集をお届けします。


【宮城代表・聖和学園高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は滋賀県代表の野洲高校です。


(加見成司監督)
Q:周囲がかなり楽しみにしてしまうようなカードになりましたね。


A:はい。そこは僕も楽しみです(笑)


Q:今まで野洲と対戦されたことはありますか?


A:あります。毎年夏に関西遠征に行かせてもらって
いつもそこで一発目は野洲さんとやらせてもらっているので。
野洲さんとか久御山さんとかとゲームをするのが楽しみなんです。


Q:どういうゲームになるでしょうか?


A:どう主導権を握るかですよね。
どっちがボールを持つ時間が長いかという感じです。
お互いにそういうサッカーなので
そうするとそこの局面の球際だったりが
だいぶ激しくなったりするのかなとは思います。


Q:たぶんお互いにその面では日本最高峰でやっているという
自負のある両チームだと思うので
見ている方は相当面白いゲームになると思いますが?


A:そうですね。期待に応えられるように頑張ります(笑)


Q:久我山の清水監督とは高校の同級生なんですね。


A:はい。そうなんですよ(笑)
清水はスピードがあってドリブラーだったのに
今はパスサッカーをやっているという(笑)
僕はこんなに大きかったので「ヘディングしろ」と言われるのが嫌で
一生懸命足元を練習していました(笑)
元々はフォワードだったんですけど
高校3年の夏にディフェンダーになったんですよ。
清水ともここでこうやって会えるというのは楽しいですね。
あとは尚志の仲村浩二も同い年で同じ千葉出身ですし(笑)


Q:そういう風に昔の仲間と抽選会で会えるのは楽しいですよね。


A:そうですね。楽しいです。
しょうもない話ばっかりしてますけど(笑)
ちょうど今日の朝、たまたま高校の時の先生がショートメールをくれて
清水に会ったら「俺にもショートメール来たよ」と言っていて(笑)
「俺はもう返したぞ」と言ったら、アイツは「何て返そうかな」って。
まだ返していなかったみたいですけど(笑)


Q:全国大会というのは聖和を日本中の方に見てもらえる
絶好の機会だと思いますが、そのことについてはいかがですか?


A:そうですね。まあ、相手が真逆のチームだとより良さが出るんですけどね(笑)
似たような感じ同士だと、どんな感じになるのか楽しみです。


Q:ガチでやり合う感じですよね?


A:お互い技術を大事にしているチームなので
1対1の局面とかは勝負になるんじゃないでしょうか。
やりづらいのはありますけど、楽しみですね(笑)


【鳥取代表・米子北高校】
初戦は1月2日の2回戦。
相手は千葉県代表の市立船橋高校です。


(城市徳之監督)
Q:いきなり市立船橋との対戦になりましたね。


A:市船とは2003年にやっているんです。
確か北高自体は3回目の出場だったんですけど
私が監督になって4年目の時にカレン・ロバート君や
増嶋君がいた市船とやって0-5で大敗したんです。
なので、12年越しでリベンジする機会をもらったなと。
朝岡先生にも色々お世話になっているので
またやらせていただけることは光栄ですね。
ウチはチャレンジャーですから。


Q:対戦が決まった瞬間はいかがでしたか?


A:「ああ、当たったか」と。
今年は東日本がまずシードされるのはわかっていたので
西日本のどこかが入らなきゃいけないのもわかっていましたし
厳しい相手と当たる可能性は高いと思っていました。
星稜か、市船か、桐光か、前育かと思っていたので
予想していたと言えば予想していましたけど
こんなにすんなり行くとは思わなかったです(笑)


Q:少し市船との因縁を感じる部分もありますか?


A:そうですね。僕も監督16年目が終わる所で
4年目に初めて出て市船さんとやらせていただいて。
当時は「目標は市船だ」なんて言いながらやらせてもらっていたので
それから一回りしてまたやらせていただく機会が来たというのは
非常にありがたいというか、面白い縁だなと思いますね。


Q:インターハイは今年もベスト8と結果が出ていますけど
選手権はクジ運もあってなかなか結果という面では難しいですよね?


A:必ず青森山田や星稜と当たったりするんですよね(笑)
それも含めて勝って行かないと全国でも上まで行けないですし
結局は2回戦や3回戦でそういう強豪とやらないと上までは行けないので
これで正月は関東で越せますし(笑)
しっかり準備してチャレンジャーとしてやりたいなと思います。


Q:試合の突破口としてはどういう所が大事でしょうか?


A:昨日の千葉の決勝を見させてもらったんですけど
「かなりレベルが高いな」という印象でした。
守備の強化の部分とカウンターの精度であったり
粘り強い攻撃と守備という所がリンクしないと
「これをやったら勝てる」というチームではないので
すべてにおいて高めていかないといけないなとは思います。


Q:インターハイベスト8とインターハイ準優勝の対戦ということで
かなりの2回戦の注目カードになると思いますが
そういうゲームができるということに関してはいかがですか?


A:本当にありがたいです。
市船さんとやらせていただけるという注目度もありますし
インターハイはとりあえず粘ってベスト8までは行けたので
その上をと選手たちも関係者もみんな思っています。
そういう意味ではやりがいがある2回戦だと思います。


Q:インターハイ準々決勝の立正大淞南戦からは
チームもかなりパワーアップしているという手応えもありますか?


A:そうですね。あの時はケガ人もいたりしましたけど
それも少し安定してきて、2年生も少し使い始めているので
選手層が厚くなってきたことで
今までとは違って固定メンバーという感じではなくなってきました。
大会に向けてどういうカードを使うかというのも
良いポイントになればいいなと思います。


【新潟代表・新潟明訓高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は沖縄県代表の那覇西高校です。


(加藤潤キャプテン)
Q:加藤君の直前でアナウンサーの質問が短くなってしまって
加藤君のコメントが一言だったのが残念だったんですけど(笑)


A:自分的にはちょっと緊張していたので
「ラッキー」という感じはありましたね(笑)


Q:最後に「笑顔で」というのをコメントに付け足したのが
加藤君っぽいなというのは感じましたけど
そのあたりは意識して話しましたか?


A:やっぱりみんなバチバチしていると思うので
「ここではバチバチする必要はないかな」と。
田中監督もおっしゃっているように笑顔でやらなくてはいけないと思いますし
高校サッカーはプロではないので、全てプロを意識してしまうと
逆に感動というのも皆さんに与えられないと思うので
笑顔ですがすがしくやるのが明訓スタイルかなと思っていますし
普通のコメントになるのも嫌だったので、みんなが使っていなかったのもあって
「笑顔で」というフレーズを入れました(笑)


Q:やっぱりこういう場に来ると「全国に出るんだ」というのを
改めて実感するような所もありますか?


A:みんな勝ち上がってきている選手なので
自分に自信があるかなという風には感じるんですけど
自分もそういうことを経験してきているので引けは取らないと思いますし
明訓でも戦えるという自信はあるので
その分ではこのヤマに入って良かったなと思いますね。


Q:結構大変なヤマですよね。


A:2回戦では東福岡と当たる可能性もありますけど
最高のヤマに入れたかなと思います。
ある意味で一番戦いやすいかなと思いますね。


Q:1回戦で当たる那覇西に関してイメージはありますか?


A:まったくなくて、予想外という感じです。
沖縄県のチームとやったことも1回もないですし
どういうサッカーをしてくるかもわからないので
逆に気を引き締めないとやられるかなという感じはあります。
まずは初戦で流れに乗れるかが重要だと思うので
すべてをぶつける意識で行かないと勝てないと思います。


Q:今年の新潟明訓は全国を驚かせるだけの力が
十分あるんじゃないかなと思っているんですけど
そのあたりの手応えはありますよね?


A:もちろんあります。
「やらなくてはいけない」ということが
使命感になっている選手もいると思いますし
まだ慣れていない人は楽しみの方が大きいと思うんですけど
自分的には全国に来たら上を目指すしかないと思っています。
出るだけで満足しているだけではダメですし
出てどれぐらい上まで行けるか、
どれぐらい上の山を見られるかということを意識すれば
その山がどれくらい美しいかということに気付けると思うんです。
その美しさは一度見ている選手じゃないと
もう一度見たいと思えないと思うので
自分はもっと上の山を見たいなという風に感じています。


以上になります。


土屋

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