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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年10月26日

J2第38節 C大阪×讃岐 試合後の讃岐・山本翔平、沼田圭悟コメント

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キンチョウスタジアムで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第38節の
セレッソ大阪×カマタマーレ讃岐は0-0のドローとなりました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
讃岐・山本翔平、沼田圭悟のコメントです。


(讃岐・山本翔平)
Q:交替の時はどういう意識でゲームに入られましたか?


A:前半を見ていて相手が上手かったですし
J2の他の相手より下で来ていることもあって
逆に言えばボールも下で奪えますし
相手も攻撃に人数を掛けていた分、
ウチとしてはいつもよりボールを動かせていたので
あとは外からの攻撃、クロスからの攻撃を防いでいれば
大丈夫かなと思っていました。
でも、「時間帯によっては押し込まれるだろうな」というのは予想できましたし
結果的に後半は押し込まれていて、CBと中盤の間が空いていたので
自分が入ったらそこをしっかり埋めて失点をしないようにしようと。
大分の結果もありましたし、勝てれば一番良いですけど
相手との力の差的には「絶対に負けない」というのが最低条件だと思ったので
最後の方はカウンターで入れられれば良いですけど
その分だけ後ろの選手たちに「気を付けろ」と言っていました。


Q:替わってすぐにエジミウソンのシュートを防ぐ
ビッグプレーがありましたが、あれはいかがでしたか?


A:あの時は状況的に
シュートコースはかわされた所を狙っていたんですけど
「あ、これはちょっと遅れているな」と思って
コースが空いたので「来るかな」と思った結果として来たので。
個人的にはやっぱり相手が上手いし強いことで
事故みたいなプレーをしてこないので
その分読みやすいという言い方はアレですけど
ある程度は想定の中で起こるプレーだったので
そんなに怖くはなかったですけどね。
アバウトに入れられる方が嫌なので
ちょっとサイドを早めに押し出して
「クロスを上げさせるな」というような形にしました。


Q:山本選手と森川選手が入って
後半はカウンターがかなりできていたと思いますが?


A:相手の中盤の山口選手と橋本選手、玉田選手が降りてきて
あそこで「引き過ぎると時間の問題だな」と思っていたので
メンツもある程度前から追える選手たちでしたし
前の選手には「いつもより真ん中だけはもうちょっと寄せろ」と。
引き過ぎたら絶対にやられますからね。


Q:これで大分と3ポイント差になって
引き分けということで順位も変わりませんが
そのあたりはいかがですか?


A:相手を考え過ぎるのも良くないですけど
3ポイント差と2ポイント差では
たぶんこれがしっかり響いてくると思いますし
負けるよりは引き分けでもチームの雰囲気は悪くならないですからね。
連敗だけは避けたかったですし
そういうことも考えながらもやっていかなくてはいけない時期ですし
残留という最低限の目標があるので
そのあたりは自分たちのことを考えながらも
少なからず前よりは相手の状況を計算しながら
やっていかないといけないと思います。


Q:残り4分で数的優位になりましたけど
勝ち点1を取るのか、勝ち点3を取りに行くのかは
難しい判断だったんじゃないですか?


A:そこが目標の違いだと思うんですけど
僕らが昇格を目指しているんだったら
あの場面は絶対に上がって行かないとダメですよね。
もうちょっと上がっても良いかなとは思いましたけど
コーチング的には少し難しくて
前の選手はそれで勢いをなくしたらダメなので
後ろの選手には上がるタイミングだけ気を付けるように言っていました。
今求められているのは残念ながら残留という最低限の目標なので
時間帯的にも勝ち点1をしっかり取るべきかなと思っていました。


Q:ベンチからそれに関して指示はありましたか?


A:ベンチからはなかったです。
でも、「勝ち点は絶対取ろう」というのは試合前に言っていましたから
そのあたりは中で様子を見てという感じでした。


Q:ピッチの選手の中では
勝ち点1を狙うのか、勝ち点3を取りに行くのかの
意思統一はできていましたか?


A:それを全員に言ってしまって
勢いが収まって守備的になるのも嫌なので
中では何人か後ろにいた選手と横の岡村選手には
「このままでそこまでリスクを負わずに
本当のチャンス以外は気を付けよう」という話はしていました。


Q:後ろは割とベテランの選手が多いですけど
そのあたりは経験の成せる業という感じでしょうか?


A:勝ち点1が結構響いてくると思いますし
負けてしまうとチームの雰囲気が全然違いますからね。
この時期に1回雰囲気が悪くなると結構取り返しがつかないので
チャンスの数的にも相手の方が多かったですし
力関係的にもカウンターで点を取るよりは
確率は下がりますけど、前に行く人数を1人2人減らして
相手のカウンター阻止を考えました。


Q:相手は田代選手が入った後に
それほど彼の高さを使ってきませんでしたが
あの相手のやり方に関してはいかがでしたか?


A:もっとアバウトに蹴ってくると思ったので
ちょっと引き過ぎると良いボールは来ることもあって
そこのケアだけはさせました。
あとは自分が田代選手と距離が離れないようにはしていたんですけど
前の選手が追ってくれたこともあって
あまりアバウトに入れて来なかったのは大きかったですね。
僕らは先にそういうボールを入れられたら嫌でしたし
綺麗にやってくれたので助かりました。


(讃岐・沼田圭悟)
Q:難しいシチュエーションの試合だったと思いますが
全体を振り返っていかがですか?


A:セレッソという強い相手に対して
守ってからのカウンターというのがチームとしてのやり方で
良いカウンターも何本か決まっていたので
悪くはなかったですけど、決め切れなかったですね。
でも、ゼロで守れたというのは自信にもなります。


Q:比較的オープンな展開になった中で森川選手が入って
それからはカウンターも結構出ていたと思いますが
そのあたりはいかがですか?


A:そうですね。若いし体も強くて機動力があるので
ボールも追えますし、そこで1回タメができれば
ウチは長い距離を走れる選手が多いので
良い攻撃ができたのかなと思います。


Q:残り4分で相手が10人になりましたけど
ずっと押し込まれる時間が続いていた中で
勝ち点1を取りに行くのか、勝ち点3を取りに行くのかは
難しかったと思いますが、沼田選手はあの時間帯に
どういうことを考えてプレーしていましたか?


A:中では「どうする?どうする?」とは言っていたんですけど
「最低限勝ち点1でも悪くないか」という感じでしたね。
外から「取りに行け」とか「もっと引け」みたいな感じもなかったので
自分たちで判断して良い感じだったんですけど
「行けたらいいな」ぐらいのスタンスでした。


Q:山本選手や清水選手のような経験のある選手たちがいたことで
チームの意思統一がやりやすかった部分はありましたか?


A:そうですね。守備のやり方は翔平さんも上手いですし
シミケンさんも声を掛けてくれるので
良い感じで守備のはめ方はできたかなと。
個人に突破される場面はありましたけど
選手の距離感も近くてしっかりカバーできたので
それは良かったと思います。


Q:会見の中で北野監督が「前半は左サイドの守備が少し難しくて
それを後半は選手たちがしっかり修正してくれた」と
おっしゃっていましたが、そのあたりはいかがですか?


A:ちょっと自分の所で「サイドに出た時にスプリントが遅い」と
ハーフタイムに注意されたので
たぶんそのことを言っているんだと思います。
後半は修正して強めに行くようにしたので
前半よりはまだマシだったとは思います。
今年は初めてサイドバックをやったので
去年はやっていた元々のポジションを不慣れと言ったらおかしいですけど
感覚はちょっと掴みづらかったですね。
ただ、後半は少し合ってきたなという感覚はありました。


Q:アウェイでの勝ち点1は上々の結果という形でしょうか?


A:絶対に負けちゃいけないというのはあったので
最低限の結果は出せたかなと思います。


以上になります。


土屋

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