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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年10月11日

J2第36節 東京V×岡山 試合後の岡山・長澤徹監督会見コメント

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味の素スタジアムで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第36節の
東京ヴェルディ×ファジアーノ岡山は1-1のドローとなりました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。


(岡山・長澤徹監督)
毎回なんですがサポーターの方が後ろで大きな声を張り上げて
最後まで応援してくれて、最後はそのおかげで何とか選手が足を伸ばして
ビッグチャンスを創っていったのですが
取り切れなかった部分はまた帰ってしっかり鍛え直さなければなと思っています。
ゲームの方はヴェルディさんが非常に個々の力があるチームで
それに対してしっかりとコレクティブに攻守に対応するという所で
ゲームプランを組み立ててここに来ました。
多少立ち上がりは入られるかなと思いながらも
自分たちも意図したビルドアップからシステムを押し上げる所までは
一進一退でやっていた中で、矢島の一瞬の判断でゴールをこじ開けて
そこからスペースをコントロールしながらというゲームが進んでいったのですが
ちょっと後半の入りが少し緩かったのかなと。
コーナーをやられたというよりも、
その前の局面でこちらの右サイドのスモールフィールドで
たぶんスライドしていって3対3ぐらいの小さな局面に持っていったので
そこで潰し切れずに少し間を開けちゃって
そのまま持ち込まれてコーナーだったと思うのですが
そこの部分というのは本当にリードされているチームが
そのへんのエネルギーを持って必ず攻勢に出てくるというのは
もうわかり切っていることなので、
そこでこちらが守備のコンセプトを
しっかりファースト、セカンド、サードという所で括っているのですが
そこの部分が少し緩んでしまったかなというのが残念です。
ただ、その後はしっかりとズルズル行く訳ではなく
しっかりとディフェンスの距離を取りながらやって、
攻勢に出てきた相手をしっかり止めて徐々に押し返す内容で
最後ギリギリで粘りながら引っ繰り返す展開まで持って行けたのは
選手はそれなりに成長しているのかなと思っています。
残念ではありましたが、残り試合はまだまだ続きますし
選手の成長には凄く手応えを持っています。
何とか次に今日の取り切れなかった部分の悔しさや
そういうのを持ちながらしっかりトレーニングをして
またホームでしっかりとゲームを組み立てて
今度はサポーターの皆さんにしっかりと
笑顔で帰ってもらえるようにしたいと思います。


Q:後半は同点に追い付かれた後に早めに田中選手を入れたり、
勝ち点3を取りに行く采配を振るわれたように感じましたが
そのあたりの選手起用の意図についてお聞かせ下さい。


A:おっしゃる通りで我々はどういう状況でも勝ち点3を狙わないと
同点にされようと何をされようと
上に行くチャンスというのは目の前にはあるので
それを掴みに行きました。
相手のアラン・ピニェイロ選手が脚力や推進力があって
うまく守ってはいたんですが、そこを押し返す意味で田中を入れました。
右サイドのパワーはそれで均衡した部分も戻ってきたので
彼も途中からでしたけど良くやってくれたと思います。
それから立ち位置を1つ2つ動かしてゲームを進めて行ったのですが
順応してくれてうまく自分の役割を全員把握して動いていたので
そういう意味では選手もしっかり成長しているなという手応えを感じました。


Q:矢島選手のゴールにはどのような印象を持たれましたか?


A:シュートとかスキルの部分はそれなりに持っていますけど
まだまだ高いレベルを目指さなくてはいけないですし
ここで満足する選手ではありません。
ただ、成長している点はボールが相手側にある時とか
ボールがない時の色々な役割とかを
凄くサッカーを理解してきているというのはあります。
本当に目立たない作業をコツコツとやれるメンタリティを付けてきましたし
ボールを持ったら上手い選手から
ちゃんとしたフットボーラーにはなり掛けているので
高い要求をしてしっかりやっていきたいと思います。


Q:ゲームの終盤で決定的なチャンスを迎えられたという部分で
チームの成長というのはどのように感じてらっしゃいますか?


A:交替して出て行った選手の士気もそうですし
今日岡山に残ってトレーニングしている選手たちもそうですけど
全体で勝ちに向かってそれぞれの立場で精一杯やるということができているので
出て行った選手が必ずエネルギーを上げてくれるというのが
今は好循環に入っている所ですし
それを何とか勝ちに繋げるというのは今度は私の作業になってくるので
しっかりとまた鍛えて、次のホームに臨みたいと思います。


以上になります。


土屋

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