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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
フクダ電子アリーナで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第35節の
ジェフユナイテッド千葉×愛媛FCは1-0で千葉が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
愛媛・浦田延尚、林堂眞、内田健太のコメントです。
(愛媛・浦田延尚)
Q:試合を振り返っていかがですか?
A:悔しいです。その一言ですね。
Q:結果は抜きにして内容を見てみると
通用した所やチームとして狙いを出せた部分もあったと思いますが?
A:そうですね。まあ堅い試合でしたよね。
どっちも負けたくないような試合だったと思いますし
後半は相手も中を固めてカウンターを狙って。
何が悪かったと言ったらあまりわからないですけど
強いて言うなら点を取られたことで試合の流れが決まってしまったので
相手を褒めるべきではあると思うんですけど
もうちょっと後ろとしては0-0のままで
試合を進めたかったというのはありましたね。
Q:後半は前から行くという所を見せられたと思いますが?
A:そうですね。チャンスはありましたけど決定機は...
これだけレベルの高い選手たちがあれだけ守備的になると
どうしても難しい所ではあると思いますけど
それを崩していったりパワーで押し切っていかないと
この先もこういう試合を勝ちに持っていけないので
今までは勢いだったり流れの中でそれを引っ繰り返したりしていたんですけど
こういうプレッシャーの掛かった試合で
そういう部分をもうちょっと出していけたらなと思います。
Q:特に後半は内田選手のクロスが武器になっていたと思いますが
同サイドで彼を押し出すバランスはどのように考えていましたか?
A:本当にあれぐらい中を固められると
ウッチーの左足というのは凄く脅威だと思うんですよね。
だから、もうちょっと左からボールを運びたかったなというのは正直な感想で
前半は結構少なかったので、後半はワイドにボールが入るようになって
相手のプレスがあまり来なくなったので
そこにまずボールを持って行けたんですよね。
最後はもうちょっとリスクを負って、ウッチーを高い所に置いて
あそこのスペースは俺が全部守るくらいの感じだったんですけど
そこまでじゃないにしてももうちょっと高い位置を取らせてあげたかったですし
チームとしてこっちにボールを運んで欲しかったなというのはありましたけどね。
Q:白井選手もスピードに特徴のある選手で
当然スピードを期待して投入されたと思うんですけど
あれだけ引き込まれると難しかったなという感じでしょうか?
A:だからこそウッチーの左足で何本かチャンスを創れていたので
もうちょっと使っても良かったかなと。
そこで出た所を僕がオーバーラップを掛けて行ったりとか
そういう選択肢もありますし、それは1本くらいしかなかったので
そこは修正していきたいですね。
(愛媛・林堂眞)
Q:ゲームを振り返っていただけますか?
A:早い時間に失点してしまったので
ウチとしては前半はゼロで相手のスペースを突くというゲームプランがあったので
そのゲームプランとしては若干崩れてしまったんですけど
その後にジェフのペースを上回った所でうまくボールを動かせたので
そういう時間帯をもうちょっとコントロールして
ただ単に無理やり突いていくんじゃなくて
ボールを動かしてという風にやっていければ
前半の内にでも少しはゴールの突破口は見えたのかなという可能性は感じました。
Q:千葉の関塚監督が会見で「林堂選手の配球が嫌だった」と言及されていましたが
ある程度自分のリズムで配球ができていた感覚はありましたか?
A:前半はある程度フリーでボールを持てる機会が多かったので
前の選手の動き出しだったりという所を
ボールを蹴るまでの瞬間に判断できる余裕があって
パス出しという部分ではいつも通りできたんですけど
後半はちょっとプレッシャーという部分もありましたし
ポジションも変わったというのもあって
ちょっとうまくいかなかったというのが率直な感想です。
Q:内田選手のクロスというのはチームの武器でもあると思うんですけど
あのあたりの生かし方としてはいかがですか?
A:相手が嫌がっているようにも見えたんですけど
ボールの動かし方的には僕が真ん中に入った時には
右の村上選手もクロスが上手いので
特にウッチーの方に無理やり持って行こうという風にはあまり考えていなくて
どちらからでも攻撃できるというオプションがあったので
結果的にウッチーの方で今日はクロスが入ってチャンスというのが多くできたので
結果論で言えばそっちからもうちょっと攻めた方が良かったかなという気はします。
Q:千葉は先制されると引き込む形になって、
それでラインが下がり過ぎて失点するケースもあったと思いますが
今日の千葉のDFラインの深さに関してはいかがですか?
A:前半1点取ってから多少ガチガチに守ってきたなと印象はあったんですけど
後半の入りはちょっと押し込んできて、また拮抗した試合になった感じで
最後は選手交替も含めて相手にリズムが出てしまったと思います。
ちょっとウチが逆に押し込まれる形になったので
ああいう所でウチらの交替選手も含めて
もうちょっとリズムが取れるようにしていければ
逆にウチが良くなると思います。
僕らが前半や後半の初めに裏のスペースを取って
そこで裏返してという風にできれば
もうちょっと相手のフォワードとDFラインの幅が開いたと思うんですけど
後半はそこまでうまくできなかったので
コンパクトに保たれてしまったなという印象ですね。
Q:今シーズンはここまでリーグ戦全試合に出場されていますが
ゲームに出ることで自信や手応えはかなり掴んできていますか?
A:そうですね。毎試合毎試合新鮮さのある試合ができているので
去年と今年では全然違いますし
今年に関して言えば監督がある程度ゲームプランを持って
試合に臨ませてくれるので、選手としては1試合1試合楽しいですし
やりがいというのは凄く感じているので
その中で今年は結果が少しずつ付いてきているので楽しいですね。
(愛媛・内田健太)
Q:前後半通じて左からのクロスはポイントになっていたと思いますが
90分通してのご自身のパフォーマンスに関してはいかがでしたか?
A:最低限のことはやったかなという感じですね。
点になって初めて僕の仕事みたいな感覚で
点に繋がらなかったのでまだまだかなというのはあります。
Q:浦田選手や林堂選手は「ウッチーがポイントになっていたので
もうちょっと左を使っても良かった」と話していましたが
思ったよりもボールが来ていないような感じはありましたか?
A:もっと欲しかったというのはありましたね。
でも、それは選手が判断することなので
難しい部分もあったのかなと思いますけど
見ずにでも蹴ってくれたら全然繋がっていたので
そういう所はもっと要求していきたいですね。
Q:相手にケアされているやりにくさはありましたか?
A:そこまでなかったですね。
クロスのシーンになるとやっぱり左足は切ってくるなというのはあったので
タイミングだったりボールの質というのは意識してやりました。
Q:ある程度向こうがリードしている中で
引き込まれた難しさみたいなものもありましたか?
A:僕自身そんなに難しさというのはなかったですね。
ピンポイントで合わせる自信もありましたし
そこで合ってしまえば相手もたぶん次にやることがないだろうというのもありましたし
あそこでポンポンと点が決まっていればもっとセカンドラインの所が
僕の中でチャンスになるなというのはあったんですけど
あそこで点が取れなかったので難しくなったというか
選択肢というかよりゴールに近い所ということで
ああいうボールを選択しました。
Q:西田選手には2本クロスを合わせたと思いますが
彼が入ったことで中への合わせやすさみたいなものは出てきましたか?
A:本当に飛び込んできてくれる選手なので
そういう面では僕はやりやすいというか
そこに上げるだけという感じなので
ああやって気持ちを出して飛び込んできてくれる選手というのは
僕は上げやすいですね。
でも、あの2本目は僕自身も凄く良いボールだったと思うんですけど
西田選手があの体勢であのタイミングで
あの質のボールが来るとは思っていなかったと言っていたので
僕の中では相手も外して完璧なボールだったので
負けはしたけど次に繋がるボールは蹴れたかなと思います。
「ああいうのも蹴れますよ」というのは見せられましたし
ディフェンスが「上げてくるだろう」というタイミングで
上げても絶対に跳ね返されますし
味方がわからないくらいがちょうど良いかもしれないですね。
僕は上げ続けるだけですし、次は絶対にゴールになると思うので
そういう面では良かったです。
以上になります。
土屋
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