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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2015年08月24日

天皇杯静岡決勝 藤枝MYFC×Honda FC 試合後のHonda FC・井幡博康監督、古橋達弥コメント

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藤枝総合運動公園サッカー場で行われた
天皇杯静岡決勝(第20回スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会)の
藤枝MYFC×Honda FCは4-3で藤枝MYFCが勝ちました。
以下、試合後の囲み取材における
Honda FC・井幡博康監督、古橋達弥のコメントです。


(Honda FC・井幡博康監督)
Q、ゲームを振り返っていただけますか?


A、後半の1失点目が大きかったですね。
4失点という所は厳しいかなという中で
時間が長くなれば盛り返せるというのは選手にも言っていたので。
ただ、普通4点取られたら負けますよ。
0-4から5-4になる試合は見たことないですからね(笑)
でも、最後に(伊賀)貴一の所が入っていれば
5-4になったかなというのはありましたけど。
(久野)純弥と(原田)開が入った所で背後を突けと。貴一はポストタイプなので。
前半の入りの球際は相手の方が素晴らしかったかなと。
決してウチが受けて入った訳ではなくて
ある程度持たせても大丈夫という中で入ったんですけど
あの1本、2本でポンポンと行かれたのは痛かったですね。


Q、立ち上がりの入り自体は良かったですよね?


A、最初に落ち着くまでは割り切ってということは考えていましたし
ずっとやってきたのは後ろで持った時に
フォワードと中盤のゾーンの甘いプレッシャーを
かいくぐった時にはチャンスになるよと。
それをやっていた中で後半はそれが出てきて思い通りに行きましたけど
失点の所が誤算でしたよね。「そんなのでやられちゃうの?」という。
それでも選手は頑張ってくれたと思います。


Q、原田選手の投入がポイントになったと思いますが?


A、時間が長くなればウチの方がチャンスはあると計算していたので
久野と原田を出すまでに点差が1点や2点なら勝機はあると思っていました。
だから、そこまで慌てはしなかったんですけどね。
それだけに後半の入りが痛かったなと。
"たられば"はないですけど、最後の所が入っていれば引っ繰り返ったかもしれないし。
でも、「盛り上がったよ」「良く頑張ったよ」で終わってはいけないので
最終的に勝ったチームが強いですから
そこはしっかり修正してリーグの方に向かわなきゃいけないかなと思います。


Q、かなり相手のDFラインは高かったですけど
そのあたりはどのようにご覧になっていましたか?


A、特にJ2やJ3はハイプレッシャーで前にポンポン入ってくる所の
慣れという部分ではウチの選手になかったのかなと思います。
リーグの中でも後半の最後の方みたいに引かれるケースが多いので
それにはしっかり対応できますけど
ああいう前の所のかいくぐりというのは
もうちょっと丁寧にやらなくてはいけないかなと思います。


Q、古橋選手の存在というのはチームにとっても大きいですか?


A、そうですね。大きいですね。
最近はずっと体の方も上手く回っていたので。
タメができますし、みんなが彼の背中を見るという意味でも存在は大きいですよね。
それに周りが追い付け、追い越せという形で
やっていかないといけないかなとは思います


Q、去年も決勝で負けてしまいましたが、藤枝に苦手意識はありますか?


A、いや、特別ないんですけどね。
特別ないんですけど最初の所でプランが狂ってしまったかなと。
攻撃の所は力があるので、そこの所でしたね。


Q、応援も凄かったですね。


A、そうですね。凄かったですね。でも、いつも結構いますよ。
そうやって応援してくれるのに申し訳ないなと。
また出直します。


(Honda FC・古橋達弥)
Q、ゲームを振り返っていただけますか?


A、やっぱり立ち上がりの所で相手の勢いに押されてしまって
2点3点と失点してしまったので
そこはチームとして絶対にやってはいけないことでしたし
立ち上がりがすべてだったと思います。


Q、ゲームの入り自体は良かった中で
2つのピンチで2点取られたようにも見えましたが?


A、そうですね。サイドからのクロスで
本当にシンプルな形での失点でしたし
ああいう所を抑えるか抑えないかで自分たちに流れが来るかも決まってくるので
そういう所で凌げないと勝利をものにすることはできないですね。


Q、相手がラインをかなり上げてきた中で、その後方のスペースの使い方は
どういう所を意識していましたか?


A、自分たちのスタイルとしてポゼッションしながらという所でしたけど
今日みたいに相手が前からプレスを掛けてきた時には
繋ぐのも結構難しいと思いますし
最初の段階では結構飛び出せる選手が飛び出して
裏をシンプルに取りに行っても良かったのかなと今は思っています。
意識していなかったことはなかったと思いますけど
やっぱりもうちょっと相手のDFラインを下げて
選手の距離を広げるということをしていかないとボールも繋げないので
そういうことはもっとしていかないといけなかったかもしれないですね。


Q、やっぱりボールを繋ぐことはチームのスタイルとして
貫きたいなという想いも強いですか?


A、そうですね。それはやっぱりありますね。
そういう所の練習はやっていますし
練習試合でJリーグのチームとやってもそこそこボールは動かせたりするんですけど
公式戦となるとそういう所はやっぱり違いますし
相手のプレッシャーもあるんですけど、それ以上のプレッシャーに感じてしまうとか
そういう部分もあるので、そういう所は経験不足だったり
力がまだないという証拠なのかなと思います。


Q、結果的には古橋選手が交替してから点が入った形になりましたが
ベンチからご覧になっていて、終盤にあそこまでチームが盛り返せた理由は
どのように考えてらっしゃいますか?


A、ああ、ちょっと下がっちゃって試合を見ていなかったので(笑)
点の取り方もちょっとわからないんですけど
自分たちの良さというのはやっぱり前に前に攻撃的に行くことだと思うので
そこがうまく噛み合えば点は取れるんですよね。
それをもうちょっと確認してやっていきたいと思います。


Q、やはりJ3のチームを食ってやろうという気持ちは強かったですか?


A、そうですね。去年も同じような負け方をしてしまって
悔しい想いをしているので
自分たちはチャレンジャーという気持ちで行っているとは思うんですけど
まだまだその気持ちが足りないというか
相手の方が「やってやろう」という気持ちが強かったと思いますし
そういう気持ちの部分の入り方でも見習う部分はあったと思います。


Q、地元に戻ってこられて古巣でプレーされているという
今の環境は楽しんでらっしゃいますか?


A、やっぱり原点というか、ここで育ってJリーグでプレーできたので
そういう意味ではもう一度このチームへ何か恩返しというか
自分のできることはあるかなと思って戻ってきました。
地元ということもありますし、友達とかも見に来てくれたりするので
やりがいはそういう所に感じています。


Q、単純に"住む"という意味でも地元っていいなという感じですか?


A、そうですね(笑)
両親や兄弟も近くにいますし
そういう所では凄く嬉しいというか楽な所はありますね。


Q、キックの精度は相変わらずですね。


A、結構ケガとか多くて、気持ち的にもしんどかったりするんですけど
何とか頑張りたいですよね。
自分が何をこのチームに与えられるかと考えた時に
やっぱりスピードや運動量では勝てない部分もあるので
経験だったり一瞬の閃きだったりキックの精度だったり
そういう所でチームを助けてあげることしかできないので
そのあたりはもっと意識してやっていきたいですよね。


Q、チームでも結構年長者ですよね。


A、そうですね。ただ、僕の1個下とかもいますし
ベテランもいるにはいるんですけどね。
まあシンドいっすよ。正直(笑)
それでもサッカーできることの幸せや嬉しさを
感じながらプレーしたいと思いますね。


Q、今までJリーグでプレーしてきたクラブのサポーターへ
何か伝えたいことはありますか?


A、伝えたいことですか(笑)
色々ありましたけど、まだ一応サッカーを続けていられるのも
今までJリーグの3チームでプレーできたという所の経験だったり
そういう所があって今があると思うので感謝していますし
いつまでサッカーを続けるかはわからないですけど
そう長くはないと思うので(笑)
自分のサッカー人生というのを楽しんでプレーできるようにしたいと思います。


以上になります。


土屋

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