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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年07月18日

J2第24節 横浜FC×熊本 試合後の熊本・小野剛監督会見コメント

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第24節の
横浜FC×ロアッソ熊本は0-3で熊本が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
熊本・小野剛監督のコメントです。


(熊本・小野剛監督)
点差よりは苦しい試合ではあったんですけど、選手が最後まで走り切って
ボールに果敢にプレッシャーを掛け続けてくれたことが
勝ち点3に繋がったという風に思っています。
ロングボールで大久保選手に基点を創られるのは非常に脅威だったので
それでそこを怖がってこちらがラインを下げてしまうか
強気でラインを上げてボールにプレッシャーを掛け続けられるか、
ここの勝負だったと思うんですけど、良く足を動かしてくれたことと
少しやっているサッカーに自信が出てきて、強気強気のプレーが出てきた、
それを良い方の循環に選手たちが持って行ってくれたかなと思っています。
最後はかなり消耗したんですけど、
本当にゴール裏のサポーターがエネルギーを与えてくれました。
何とか勝てて良かったです。
次の試合がまたすぐあるのでそれに繋げたいと思っています。


Q、今日は先発で巻選手と齊藤選手の2トップではなくて、
齊藤選手が1トップの4-2-3-1だったと思いますが
その狙いを教えていただけますか?


A、2つあります。
1つは我々チームのベースがハードワークということなので
かなりトレーニング中からチーム内での競争ということを重視してやっています。
その中でやはり一番ギラギラして頑張っている選手がポジションを掴んでいくと。
そういう意味では岡本がトレーニングから
非常に素晴らしいプレーと気迫を見せてくれたというのが1つです。
あと、ボランチからのビルドアップ、そこからのロングボール、
裏へのボールというのはちょっと警戒していたので
そこをしっかりと起点を潰しながら、そこのボランチの起点を潰しながら
プレッシャーのタイミングを計るという意味で布陣を少し変えて
そこからプレッシャーという形に持っていきました。その2つです。


Q、前半はかなり風下でしたが、そこで特に警戒されたことや
指示をされたことはありますか?


A、もう風向きはウォーミングアップの時にわかっていたので
その中でのプレーというのは心がけてくれたと思います。
逆に追い風になった時の方がハーフタイムに
「今まではロングボールで『このままボールが外に出るな』と思っていたのが
思わず止まって不利なボールというのはあるから
しっかり集中してやっていけ」と少し注意はしましたけど
特に向かい風の所は選手たちが自分たちで
プレーを判断してやってくれたと思っています。


Q、39番の19歳の選手はなかなか活きが良かったですけど
彼はどういう選手なんですか?


A、彼はユースから上がって昨年プロになって
最初はなかなかプロのサッカーで頭角を現すまでには行かなくて
昨年の半期はほとんど出番がなかったです。
昨年の途中くらいから少しずつゲームに出て
今年はかなり攻守共に良いプレーをしてくれて
ここまでほとんどゲームに関わってやってくれています。
技術的に高い所とスピードがあって自分で突破できる所と
一瞬の中でのパスという所というのは自分も高く評価しています。
それに加えて、かなり勢いを持ってディフェンスで
ボールを奪うことができるようになってきたというのは
彼の武器が1つ増えて、それが今ポジションに定着している所の、
厳しい競争の中で毎試合毎試合勝ち抜いている理由の1つかなと思っています。
非常に期待している選手の1人です。


Q、今日は奪ってからのショートカウンターが決まっていましたが
ボールの奪い所の狙いみたいな所を、詳しくは話せないと思いますけど(笑)
話せる範囲で教えていただけますか?


A、色々な形のプレッシャーの掛け方はあるんですけど
どちらかと言ったら少々リスクを持ってでも
追い込んで行って逃がさないという形でプレッシャーを掛けて行って
ある意味相手は縦には行けるかもしれないけど、そこを行かせてボールを奪うと。
できるだけチャンスになったら逃がさないというのは
1つのコンセプトでやっています。これで大丈夫ですか?(笑)
ただ近くに来させないような形のディフェンスよりは
追い込んで行って奪うというのを中心にやっています。
シーズン通じてベースはそこにあって
あとは細かい所でボランチの所をコースを切りながらキッカケを掴んだりとか
キッカケの掴み所は少々変わる部分はあるんですけど
ベースはシーズン通して一貫しています。


Q、本来トップの監督にお聞きすることではないと思いますが
ユース出身の選手が今日も2人メンバーに入っています。
単純に大会で結果を残すというようなことではなくて
プロを育てるという意味での熊本ユースのポテンシャルは
どのように捉えてらっしゃいますか?


A、トップチームがまだまだこれからのチームであるのと同じように
ユースもまだまだこれからのチームだと思っていますけど
一生懸命コーチたちも選手を育ててくれています。
我々はやはり良い選手をどこかから持ってきて
チームを創っていくというのは非常に難しいと。
そうしたら、今いる若い選手たちをどうやって伸ばして
そこにベテランの経験をうまく融合させながら若手を伸ばすと、
それ以外にこのクラブが上に行く道はないという風に思っています。
我々のユースのチームと、もう1つは熊本の子供たちという所では
非常に大きなポテンシャルを感じています。
ですからユース、あるいは高校や他のクラブでも
色々な所で若い選手たちが伸びてきて、
ゆくゆくはロアッソでプレーしてくれる選手たちが
出てきてくれるというような循環を創っていく、
それがかなり先を見た、長い目で見たことになると思いますけど
そこに向かっての1つの仕事を自分はしようと思っていますし、
トータルじゃなくてもそこの一部分をしようというつもりで今やっています。
そういう意味ではユースの所との繋がり、
ユースの選手たちのポテンシャルという所に非常に期待して今やっている所です。


以上になります。


土屋

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