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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年06月21日

J2第19節 横浜FC×大宮 試合後の横浜FC・ミロシュ ルス監督会見コメント

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ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第19節の
横浜FC×大宮アルディージャは0-3で大宮が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
横浜FC・ミロシュ ルス監督のコメントです。


(横浜FC・ミロシュ ルス監督)
負けた試合というのは常に満足することはないですから
常に落胆する気持ちというのはありますし、今回も同じようにガッカリしています。
ただ、そういった中で首位のチームが相手で
ひょっとしたら今シーズン対戦した中で
たぶん一番良い相手だったのではないかというのは
やっぱり認めないといけないんじゃないかなと思います。
まず前半はどちらにもチャンスがあったと思います。
ウチにも決定的なチャンスはありましたし、大宮の方にもあったんじゃないかと。
その中で向こうは個人の質が高いというのは試合の展開を見て
皆さんもわかったんじゃないかなと思います。
その個人の能力の所で向こうは1ゴールを決めたと。
その1点があったことで後半のウチは前掛かりに
やっぱり得点を取りに行かなくてはならないと。
そういう状態でリスクを負ってスペースを空けなければ
いけない状態を作ってしまった、もしくは作り出さなければいけなかったと。
そういった中で向こうはスペースというのをうまく利用して
試合展開が向こうに流れていったんじゃないかと。
特に後半の立ち上がりにも失点してしまいましたので
そういった所がうまく使われてしまったのかなという部分はあります。
大宮戦を迎えるに当たって2つの選択肢というのがウチにはあったと思います。
1つは大宮とこれまで対戦されてきたチームがやってきたように
ペナルティエリアの前までラインを下げて、
しっかりブロックを引いて戦うというのが1つの戦い方。
もう1つはウチが今日見せた戦い方ですね。
できるだけゴールから相手を遠ざけてプレーしたかったと。
そういった中でウチはチャンスを創り出せました。
ただ、1つ目の選択肢をするというのは私の頭の中にありませんでした。
というのは、やっぱりチームを発展させるには
1つ目のような守備だけを考えたサッカーというのものは
チームの発展を考えても向いていないと思っていますので
チームの発展を考えて2つ目の選択肢の
できるだけウチのこれまでやってきたサッカーを貫き通すと。
その中で相手に合わせていく部分というのも作らなければいけないと。
そういった選択肢というのは2つあって、2つ目の選択肢を選んだ結果が
こういう風な結果になってしまったという所で、当然責任は感じていますけど
チームの発展を考えるとこの決断の方が良かったのではないかと今でも思っています。


Q、チームの発展のために2つ目の選択肢で戦ったとおっしゃいましたが
チームの中で何か見えた光のようなものがあれば教えて下さい。


A、ポジティブな面というのは特に前半見られたんじゃないかなと思います。
前半のウチはゴールをするチャンスというのは多かったのではないかと。
また、その一歩手前に至るシチュエーションもかなり多かったと。
そういった部分というのはやっぱりウチは続けていきたいと。
そういった展開の中で向こうの17番の選手が決めた素晴らしいゴールというのは
ウチにとって非常に痛かったんじゃないかなと。
それで状況が変わってしまったという部分が結構多かったんじゃないかなと思います。


Q、後半で2列目の左右を入れ替えたと思いますが、あれは指示で入れ替わったのか、
それとも選手の判断で入れ替わったのか、意図があれば教えて下さい。


A、まず小池と松下のポジションは前半からいつものやり方とは変わっていたと。
小池が右で、左が松下だったということですね。
後半もスタートから変えたというよりも
プレーの流れの中で彼らはポジションを変えていたと。
1つはポジションを固定してやるというやり方もありますけど
プレーというのはしてみなければいけないと。
ウチの選手たちにはそういうことは判断させていて
もし入れ替わる必要があれば入れ替わって良いということは言っていますので
あとは選手の判断というものが必要になってくるのではないかと思います。


Q、お話にあったように「今シーズン一番良いチームかもしれない」という相手に
3-0という結果でしたが、最も差を感じた部分と差を埋めるために
何が必要とお考えか教えて下さい。


A、まず1つはスピードですが、スピードはなかなか修正できるものではないです。
もう1つは個人の技術の面ですね。
それはトレーニングを通じてウチは改善しようとしています。


Q、スピードという所をもう少し具体的に教えていただけますか?


A、試合を見ていただいたのでわかるのではないかと思いますが
まず1つは身体的なスピードだけではなくて頭のスピードですね。
それは技術が伴わなくては発揮できないと。
それは技術があるからこそそのスピードが生きてくるというのは
試合を見ていただくとわかったんじゃないかなと思います。


以上になります。


土屋

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