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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年03月09日

J2開幕戦 岡山×岐阜 試合後の岡山・岩政大樹、田所諒、片山瑛一、渡邊一仁、加地亮コメント

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シティライトスタジアムで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ開幕戦の
ファジアーノ岡山対FC岐阜は3-0で岡山が勝利しました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
岡山・岩政大樹、田所諒、片山瑛一、渡邊一仁、加地亮のコメントです。


(岡山・岩政大樹)
Q、開幕戦を終えての感想をお願いします。


A、開幕してあまり長い間勝てないと色々問題が起きてくるので、
とりあえず勝ち点3を取れたのは大きいですね。


Q、1点目の所は岩政選手の長いボールからでしたけど
あそこは狙ってらっしゃったんですか?


A、サッカーには流れというものがありまして、
どういう時にどういう風にやれば
得点の確率が上がるかというのは大体ありますよね。
その1つです。詳しくは言えないですけど。


Q、先制点を奪えたというのも1つ大きかったと思いますが、
その後の試合の進め方はどのように考えられていましたか?


A、全体的にバランスを取りながら試合ができていましたので、
続けていくこと、そのバランスが崩れないようにずっと気を張っていましたけど、
みんなが献身的にやれていたので
1試合通してバランスは崩れずにやれていたと思います。
なので、あまりやることはなかったですね。


Q、後半になって相手がシステムを変えてきましたが、
前半との違いや相手で気になった所はありましたか?


A、やり方を変えてかなりウチはやりやすくなりましたけどね。
スペースも空きましたし。
別にやり方がどうこうという話じゃないですけど
相手が後半はスペースを与えてくれましたので、
自然にバランスを崩したチームは勝てなくなりますよね。


Q、3点目はパスカットからの良いカウンターでしたが、
狙い通りというか良いゴールという印象ですか?


A、いや、相手がバランスを崩しているだけですよ。
そうじゃないとああいうゴールは生まれませんし、
どれだけ点差が開いていようがどうしようが
サッカーというのはバランスを取ったまま攻めて守っていた方が
得点の確率は上がりますので、
だいたい負けているとバランスを崩して
攻めて行って失点をするということが多いので
常にバランスということを考えるのが大事だと思いますね。
その点でウチは得点を奪おうが、0-0だろうが2-0になろうが
全体のバランス、コンパクトさを維持したまま90分やれたと思います。
その差じゃないですか。


Q、改めてJ2は凄く難しい舞台だと思いますが、
今日1試合やってみて何か感じられたものはありますか?


A、今語ったら「アイツ簡単に思ってるな」と思われるでしょう。
難しさはこれからもっと感じるでしょうし、
今日は他会場も昇格を争うようなクラブは大体勝ってますしね。
あまり強いチームに走られるとめんどくさいなと思って見てますけど、
難しさはどんどん増していくでしょうね。


Q、ホームで初めての試合でしたが雰囲気はいかがでしたか?


A、「これからここが僕のホームになるんだな」と思って
中からの景色を楽しみましたし、
1万を超えるサポーターの皆さんが後押ししてくれましたので
3-0というのはサポーターにとっても気持ちの良いスコアでしょうから、
1シーズン戦う上で挨拶代わりにはなったんじゃないですか。


Q、岩政選手の打点の高いヘディングで
スタンドが「オオッ」と沸くシーンもありましたが、
ああいう歓声は聞こえていましたか?


A、鹿島のファンは見慣れて、途中から「オオッ」てならなくなったんですけどね(笑)
いつもやっていることですし、見慣れない人には違うかもしれませんけど、
喜んでもらえるなら良いんじゃないですか。
大事なことはそこじゃなくてゼロに抑えることでしたので
90分チーム全体で良い守備ができたんじゃないですか。


Q、チーム全体で守備のユニットが落ち着いていましたし、
機能していたように見えましたが?


A、開幕の時点で必要なコミュニケーションというのは取ってきましたし、
これからまた試合を重ねる内に取れていくものもあるので
言い過ぎないようにしていましたし、
予定通りというかある程度狙った通りの状態で
開幕は迎えられていると思いますけど、
これからまたウチは強いチームとの試合が来週から続きます。
そこからより複雑な状況が生まれますので、
そこでまた色々確認すべきことが出てきますから、
そういう試合を通して失点もするでしょうし、その中でまた成長していって
シーズンが終わりくらいにJ1でも守れるような守備組織に
なっていれば良いんじゃないですか。


Q、ご自身のパフォーマンスはいかがでしたか?


A、いつも通りというか、以前だったらこういう開幕戦というのは
凄くナーバスになる性格でしたけど
力が抜けてプレーもできましたし、
その点ではここ2,3年、鹿島の最後の年くらいから
自分の中で手応えを掴めた所がありますので、
その継続の中でやれていると思いますけどね。


Q、開始早々にゴールへ迫るシーンもありましたが?


A、とても難しい状況でした。
ただ、チームメイトにも僕がどういうタイミングで
抜け出すかというのは見てもらわないといけないですし、
シュートまで行くということが凄く大事ですから、
シュートを何本か打っていれば点は入ります。
昔からそうですけどシュートを打っている時は
あまり僕は気にしていないので、
そこまで行けていることが大事ですね。


Q、鹿島とは全然環境が違うと思いますが、
タイに行かれてから岡山に来られたことで
タフさがご自分の中で付いている実感はありますか?


A、タフさというか何でしょうね...
自分の中で「こうじゃなきゃいけない」というものは
もう持っていないですし、色々なものを幅を持って
捉えられる人間になりつつあると思っていますので、
鹿島の経験でさえも良い所悪い所というのは
外から見ればより明確になったものがありますし、
タイだったり鹿島とはまったく違う環境に行くことによって
自分が色々なものを経験する時に
色々な角度から見られるという人間になれるはずですよね。
そういう意味でプレー面も含めてですけど
肩の力の抜けた男になりつつあると思っています。


(岡山・田所諒)
Q、田所選手のゴールがチームとして今年の初ゴールになりました。


A、開幕から自分個人としても乗って行きたかったので、
そういう意味では今後に向けて
良いゴールだったんじゃないかなと思います。


Q、ゴールシーンを振り返って頂けますか?


A、今年は監督からも中に入って
どんどん得点を狙って行けという指示は
両ワイドに出されていましたし、
その指示の通りに中へ入っていったらボールが来たので、
あとは落ち着いて入れるだけでした。


Q、守備でも無失点に抑えて3-0と快勝でしたが、
この要因はいかがでしょうか?


A、「とにかく球際で負けるな」ということを試合前に
みんなで意志統一してやったので、
そこのバトルで負けなかったことが一番大きいんじゃないかなと思います。


Q、次は大分戦になります。


A、また明日からしっかり練習して
良い意味で今日のことはもう忘れて
次の試合に向けてしっかり準備したいと思います。


(岡山・片山瑛一)
Q、先制点のシーンを振り返って下さい。


A、1回大介君が良い形になって
前に流れて良いボールが来たので自分で決めたかったですけど、
そのシュートブロックが自分の所にこぼれてきて
中を見たら諒くんがいたので、そこへ送り込むことができました。
シュートブロックが自分の所にこぼれたのもそうですけど
結構最初の方から積極的にゴールにという所で
チームとして行けていたことでああいう得点が生まれたと思うので、
これからもああいう風に積極的に
誰がゴール前にいてもおかしくないという状況を創っていきたいなと思います。


Q、後半はチームとしてもカウンターで
仕掛けて行くシーンが多かったと思いますが?


A、完全に引いてという感じではなくて
自分たちから守備で仕掛けて連動して、
追い込める所も追い込めて、そこから速い攻撃というのもできましたし、
そういった深い位置でのカウンターだけじゃなくて
前線で奪ってからのカウンターというのができたと思うので、
それが結果として3点取れたというのは大きな収穫だったと思います。


Q、開幕戦で自分が点が取れたというのも大きな収穫ですね。


A、そうですね(笑)
自信になったのでこれからも取り続けていきたいと思います。


Q、前からのプレスもフィードを収めるのも運動量を要したと思いますが、
このチームでいる限りはやらなくてはいけないなという部分ですか?


A、監督からもチームのためにどれだけ身を削れるか
というのを凄く言われているので
そのために自分ができることを100パーセントで試合の中で
出していくだけだなという風に思います。


Q、ロングスローを投げる時にもう名物というか
スタンドが沸きますが、歓声は聞こえていますか?


A、そうですね。
凄いボールを持った瞬間に拍手や声援が起こってくれるので、
そこから得点というのに結び付けられるように
それを磨いていければ良いかなと思います。


(岡山・渡邊一仁)
Q、今日のゲームを振り返って下さい。


A、最初はオープンなサッカーをしようと言っていて、
相手の背後を大胆に突くというか。
相手は凄く嫌がっていたので、それをチームとして続けようと言っていて、
後半は自分たちのプラン通りに結構スペースができてきて
縦パスも何度か入って連動できたので、
チームとしてはやりたいことができたと思います。


Q、立ち上がりは相手のDFラインのスピードと
こちらのチームのFWのスタイルも考えてということですか?
相手も嫌がっているように感じましたか?


A、そうですね。相当嫌がっていたと思います。
処理も結構アバウトだったし、
そういった意味では前の人間のクオリティの高さが出たと思います。


Q、後半は若干向こうのペースの中で
追加点、ダメ押しと非常に良い展開のゲームができたんじゃないですか?


A、こっちがしんどい時間帯に点が取れて、
相手にとっては相当嫌だったと思います。


Q、3点目は素晴らしいパスカットからのゴールでしたが
振り返って頂けますか?


A、自分のストロングポイントというのは
ああいった前向きで取って
カウンターに繋げるという所を凄く意識はしているので、
それが初戦で形に出たのは自分としても凄く手応えがあります。


Q、2点目も起点のパスを出されていましたが、
攻撃への関与という意味では手応えはいかがでしたか?


A、常に前は準備してくれていますし、
そこを逃さず僕と千明はボールを入れることというのが
ポイントになってくると思うので
そこは良い感じで入ったのかなとは思います。


Q、前半は渡邊選手が後ろに下がって
千明選手と縦関係かなと思いましたが、
後半はそれが逆になるシーンもありましたが?


A、ただアイツがちょっと疲れてきただけかなと(笑)
僕が前に出てという。
その運動量ぐらいしか僕の価値はないので。
そこは役割分担ですね。


Q、後半から相手がシステムを変えてきたことで
やりづらさはありましたか?


A、最初は少し戸惑いがなかった訳ではないですけど
練習試合でも4バック相手に結構やっていましたし、
特に苦手意識もピッチの中では生まれていませんでした。


Q、後半は特に2点目が入るまで相手のスイッチになる高地選手に
ボールを持たれている印象もありましたが、
その辺はいかがでしたか?


A、持たせている所が僕らのブロックの前だったので
そういった意味では特に。
終盤は少し僕らも疲れてバランスが崩れた所で
間で受けられましたけど、それ以外はそんなに効果的に
こっちが苦手意識を持つような受けられ方はそんなになかったと思います。


Q、今後に向けてかなり強いチームとの対戦が待っています。


A、もう今日は終わったことなので忘れて
また1週間良い準備をしてやるだけだと思います。


Q、挨拶代わりというか、開幕戦でご自身の良さは
かなり見せられたんじゃないですか?


A、まあ... これから信頼を勝ち取っていく作業がまだ僕は続くので、ハイ。
サポーターの皆さんに認められるようなパフォーマンスを
これからも続けていけたらなと思います。


Q、最後尾に大学の大先輩がいると思うんですけど、
そのあたりは実際にやってみていかがですか?


A、まあ...(笑)
まあ...、た、頼りになります(笑)
色々な意味で頼りになります。
圧力もありますけど(笑)


(岡山・加地亮)
Q、3-0という結果を得たことについてはいかがですか?


A、結果としては最高の出だしだと思うし、
ゼロで抑えられたということは一番チームにとっても
プラスだと思います。


Q、Cスタの雰囲気はいかがでしたか?


A、良かったです。
自分たちが勝つことでさらにお客さんが入ってくれて
という風にできるように頑張りたいと思います。


Q、アメリカから日本に戻ってこられて
改めて今日のゲームはどういう雰囲気でしたか?


A、また全然違う独特な日本のJリーグの雰囲気はありますけど
これもこれで凄く良いというか、
その中でやれることは幸せだなと思いますね。


Q、バランスを取っていたとおっしゃっていましたが、
なかなか前にいくタイミングが難しい部分もありましたか?


A、どっちかと言ったら左でずっとお互いが戦っていたような状態だったので、
お互いが左、左へなっている中で、右からバランスを見ながらというか、
出られる瞬間とディフェンスのバランスを見ながらでした。


以上になります。


土屋

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