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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2015年02月22日

トレーニングマッチ・試合後の山形コメント(石﨑信弘監督、當間建文、林陵平、松岡亮輔)

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フクダ電子アリーナで行われた
ジェフユナイテッド千葉対モンテディオ山形のトレーニングマッチは
1-0でジェフユナイテッド千葉が勝ちました。
以下、山形の石﨑信弘監督、當間建文、林陵平、松岡亮輔のコメントです。


(石﨑信弘監督)
Q、この結果を踏まえてゲームを振り返って下さい。


A、今日の目的いうのは90分サッカーをやるということだったんですね。
だから、どうしても試合の流れがあるのでメンバーチェンジもあるけど
90分間ある程度できたのは良かったんじゃないかな。
ただ、やはり前半と後半で運動量いうのが随分落ちたよね。
そういう所も、合宿が4週間続いているのもあるかもわからないけど、
まずまずの感じだったんじゃないかな。


Q、決定機を決め切れない部分もあったと思いますが。


A、そうだね。まあいつものことだからね。


Q、課題としてはどういう所が浮かび上がりましたか?


A、決める所じゃない?
決めるところを決めれば。


Q、失点の場面は簡単に奪われてしまいましたね。


A、そうだね。
やっぱり時間帯を考えてプレーしていかないと。
リーグ戦だったら0-0で引き分けられる所を
ああいうミスで失点して勝ち点1減ってしまうと
やっぱり苦しくなってしまうよね。
ただ、練習ゲームの中でああいうミスが出るいうことは
それを改善すればいいから。
ミスが出るのが練習ゲームだから
そこをどうしていくかというのがポイントじゃないの。


Q、今日は林選手とディエゴ選手を試しましたが、
前半はどうでしたか?


A、まあ良かったんじゃない?あれはあれでね。
色々なバリエーションを試していかないと。
この前のレイソル戦はほとんど当てにならないから。


Q、後半伊東選手とロメロ選手もうまくディエゴ選手を
使う場面が見られましたが。


A、後半なかなかザキとディエゴと陵平で
チャンスができていなかったからね。
そこで替えて、ディエゴを前に置いて俊とフランクという。
ある程度形はできたんじゃないかな。
あとは"ディエゴさん"だね。
去年から何回も言ってるけどね。


Q、今日はアルセウ選手から宮阪選手に交替というのは
最初から想定していたことですか?


A、ある程度長いことやらせたいいう所があったからね。
アルセウの所は時間として。
結構疲れてきてバイタルが空いてきたかないう所で宮阪を入れたの。
アルセウはまだボランチに行ってもらいたい所で他の選手に行かせたり、
もう少しディフェンスの所で運動量を増やしてもらいたい。


Q、アルセウ選手にとってはレイソル時代より
Jリーグ全体がフィジカルコンタクトを流すようになったことで、
彼の持ち味が生きるようになった部分はあるでしょうか?


A、ああ、それはあるかもわからんね。
まあサッカーは格闘技だからね。
あれくらいバチバチ行かないとね。
ただ、あそこに1つ高さが出る分、
短いボールにCBが前に出てヘディングしなくても
アルセウが跳ね返せる利点というのはあるよね。


Q、今日は開幕戦をある程度想定しましたか?


A、いや、全然。
だって今日初めてだもん、90分やるの。


Q、開幕戦に向けて見えたものは?

A、ないね。
だって開幕戦がすべてじゃないし、仙台だっけ?
開幕戦が大事だいうのは知ってるけど、
リーグ戦の中で34試合の中でどう戦っていくかだから。


Q、ボランチの所で宮阪選手のプレースキックが
重要なのかなと思うんですけど。


A、まあそういうのはあるじゃろうね。
今日はバズのプレースキックを期待したか?
もらわないとプレースキックなんて蹴れないから。
そんなフリーキックを期待して入れた訳じゃなくて
ゲームの流れの中で入れたんだから。


Q、先発としてアルセウ選手を使いたいというのがあったのでしょうか?


A、いや、ないよ。
他のヤツはもう去年からずっとやってるからね。
早くチームに慣れさせないといけんけど
練習の中だけじゃわからない部分もあるからね。
やっぱりこういうゲームで、
今までやった相手があまり力がないチームばかりだったから
これぐらいのジェフに対して
どれだけできるかいう所をやっとかないとね。


Q、前半キム・ボムヨン選手が良かったと思うんですけど、
攻撃は右より左の方が山﨑選手との絡みも含めて
うまく回っていたかなと思うのですが。


A、ボム?
前半も後半も良かったよ。
やっぱりライバルが来てからウカウカできないから、
しっかり前も走るし後ろも走るし。
まだまだ雑な所はあるけどね。
積極的にやろうという所は見えたんじゃないの?


Q、ビデオを見せたとお聞きしましたが
戻るという所に関しては改善されてきたでしょうか?


A、だって帰らなきゃまたビデオでイジめられるもん。
それがアイツの特徴なんだからね。
上がり下がりできるというのが。


Q、山田選手はいかがでしたか?


A、攻撃の所で左サイドは石川タツがいるからね。
あそこで結構攻撃の基点でボムをうまく使えていたけど、
やっぱり右サイドは當間の所で山田の所を
なかなかうまく使えていない部分があったよね。
それは拓巳だけの問題じゃなしに
右サイドの3バックの當間から良いボールを出してあげないと。
左の方が攻撃は良いよね。
それは経験のあるタツがあそこにいるからね。


(當間建文)
Q、ゲームを振り返って頂けますか?


A、相手の左側のストロングポイントとなる所を潰しに行きたかったので
そういう所は90分通して結構行けていたのかなとは思いますけど、
失点の所はやっぱりみんな前に上がり過ぎていた部分もあるし、
シンプルにやる所とリスクを掛けて行く所を
1人1人がもっと意識を持ってやるべきなのかなという感じでした。


Q、前半と後半でプレッシャーの掛かりがだいぶ違っていたと思いますが。


A、ちょっと運動量が落ちたというか、
スライドが遅かったのか、1人1人の間が空いたのか、
そこはわからないですけど、
そこから隙間隙間で結構相手に受けられるようになって
今の時間はしっかり耐えようという感じで頑張っていました。


Q、前半は相手の横パスをかっさらって
そこからのカウンターが多かったですが、
チームの中で「そこが狙えるぞ」というような意識はありましたか?


A、いや、そこを狙っている訳ではないんですけど
1人1人が寄せられる所まで寄せようという意識はありましたし、
ウチのスタイルというのは前からプレッシャーに行くことなので
そういう面では先手を取れたのかなというような入りだったとは思いますね。


Q、後半はボールカットからのカウンターも少なくなって
ちょっと攻撃の時間が少なくなったように見えましたが。


A、そうですね、やっぱりジェフの選手は個々の能力が高いですし、
少しの隙間があると顔を出せるパサーがいるというようなリズムが凄くあるので、
そこはどうしても閉めていきたかった所なんですけど、
そこは一番の課題ですよね。


Q、去年の終盤より最終ラインが簡単にボールを蹴り出すシーンが
減ったように見えましたが、そのあたりはいかがですか?


A、もっとジェフの選手が追ってくると思っていたので、
その分前半はあまり来なかった部分はあったし、
それを考えたらまだ繋げていない方かなとも思いますし、
ボランチを使ってもう少し回せたらもっと前は楽なのかなという
ちょっと申し訳ない気持ちもありましたけど、
それはここからですね。


Q、ある程度このシステムにも慣れてきた感じも受けました。


A、もう固まっていますし、
このスタイルが僕らに合っているんだという手応えも感じているので、
凄くやりやすい形ですね。


Q、もっとやれるという手応えもあるということでしょうか?

A、そうですね、もっともっと少しのズレだったり
そういう修正も大事にしていきたいし、
誰のミスだろうとディフェンスは最終ラインが大事なので、
最後の1点は決められてはダメだし、
前は決めないといけないと思うし、
お互いがそういう風に想うことが大事だと思うので、
謙虚な気持ちを持って取り組んでいきたいなと思いますね。


(林陵平)
Q、点を取りたかったですよね。


A、そうですね。
点を取っていたら4試合連続で書かれたと思うんですけど(笑)
でも、そういうのもありますけど、入らない時は入らないですし、
自分のコンディションを上げていくために
開幕に向けてしっかり準備していくだけだと思います。


Q、途中で交替しましたけど、時間とともにシンドさもありましたか?


A、いや、自分は全然90分できたと思うんですけど、
前線は組み合わせを考えて
そういう中での交替だったと思います。


Q、前半は積極的にボールが取れて攻撃できましたね。


A、前半は凄く良い形の攻撃でゴールまで迫る場面がたくさんあったし
決め切るチャンスというのはたくさんあったと思うんですけど、
その中で取れなかったので、
これからはそういう所をしっかり決め切れるように
準備していくだけかなと思います。


Q、前半あったチャンスは横パスをかっさらってのカウンターが多かったですけど、
相手の選手から「横パス回すのが嫌だな」みたいな感じは受けましたか?


A、前から連動してのプレスというのはこのキャンプでもやってきたし、
今まで積み重ねてきた中でそういう場面を創れば
この前の柏戦もそうですけど
点が取れるというのを自信を持ってできているので、
その中からショートカウンターだったり、
ディエゴが取って俺がもらってパスして、
ディエゴがシュートという場面もあったし、
ああいう決定的な場面も創れてきているので、
そういうのは仙台のような相手でも
あのハイプレッシャーを続ければチャンスは増えるかなと思います。


Q、後半はなかなかああいうチャンスがなくなりましたね。


A、後半は相手も選手を替えてきましたし、
自分たちが前からプレスという場面も作ることができなかったですし、
あまり前にボールが入らなかったというのもあったので。
開始5分くらいまでは結構前に入る場面もあったんですけど、
そこからちょっと押し込まれる時間帯も多かったかなと思います。


Q、ここから決定力を上げるには
どういった所に重点を置いてやっていきたいですか?


A、サッカーでは決定力ってよく言われますけど、
入る時は入るし、入らない時は入らないし、
そんなすぐにシュートがヘタになる訳ではないので
そこの集中力の部分は凄く大事だと思いますし、
自分自身は凄くコンディションもいいので、
今日は決められなかったですけど
次に繋がるようなゲームだったと思いますし、
今日は練習試合で良かったかなというのもあるので、
この負けを戒めとして
次に生かしていけばいいんじゃないかなと僕は思います。


Q、今シーズン初めての負けでしたが。


A、もちろん勝負にはこだわっていますけど
練習試合というのもありますし、
逆に負けることによってもっと集中していかなくてはいけないなということを
山岸さんと終わった後に話もしましたし、
この負けを次に生かせば、逆に良かったんじゃないかなと思います。


Q、去年より何とか前線で体を張ってボールを収めなきゃというより
後ろも落ち着いてボールを回していたように見えましたが?


A、そうですね。
でも、もう少しボランチの所から自分に縦パスが入ると
もっと面白いと思いますし、
どちらかというと今はサイドから僕の所に入っているという場面があるので、
もう少しボランチと話をして、ボランチの所から縦パスを受けて崩すというのも
大事になってくると思いますしね。
でも、ディエゴとの関係は凄く良いですし、
やっていても凄く楽しいので
自分自身も凄く自信を持ってできています。


Q、レフティ同士で感覚が合うみたいな所もありますか?


A、そうですね、自分もヴェルディ育ちでワンツーが好きなのもあるし、
ディエゴもワンツーが凄く好きなので
そういう意味ではお互いに距離感とか意識していますし、
ワンツーというのはこれから凄く出てくるんじゃないかなとは思います。


Q、相手の1トップもヴェルディの後輩でしたけど、
そういうのを多少意識した所はありましたか?


A、いや、全然意識してないです(笑)
どちらかと言うとプレーオフの時の方が。
でも、仲間なんでね。
プレー中はチームのことしか考えてないです。


(松岡亮輔)
Q、失点シーンを振り返って頂けますか。


A、個人的に残念です。
ドリブルで持ち出して、それをカットされました。


Q、後半は前からのプレスが弱まってしまったように感じましたが、
その要因はいかがですか?


A、どうなんですかね。
色々な要因があると思いますけど
奪ったボールを味方に付けるとか、相手の陣地にもう1回運ぶ作業とか。
そうするともう1回押し込めるし、
それだけじゃなくて運動量が落ちたというのもあるし、
相手もやり方を変えてきたというのもあるし。
まあ何にせよ、そういう時間帯も絶対にあるし
J1だったらもっと長く相手に押し込まれる時間もあると思うので、
そういう時間帯でも耐えられたというのは大きかったですけど
ならば0-0で終わるべきだったかなと。
最後の僕のプレーは余計だったかなと。
今日の試合はそれに尽きるかなと思います。
90分間でどれだけ自分たちが思ったサッカーをしても
勝ち点ゼロというのが実状なので、
そういう積み重ねでJ1の舞台で勝ち点を少しずつ拾っていかないと、
一向に順位は上がっていかないというのは想像できます。
だからこそ、ワンプレーにもっとこだわらないとダメかなと個人的に思いました。
失点は僕のミスなので。


Q、それは判断の部分ですか?


A、僕として判断だと思っています。
パスコースがなくて、ならばやっぱり時間帯を考えれば
セーフティゾーンにクリアでも良かったし、
そこであえて持ち直して無理に繋ごうとした自分と。
相手をかわせれば良かったですけど
そこの技術的ものもなかったですし、
技術的なものと判断的なもののミスですね。


Q、今までで一番ハリのある相手だと思いますが、
前半は松岡選手の前で奪えていた手応えはありましたか?


A、FC東京戦も手応えはありましたけどね。僕らとしては。
とはいえ、千葉とは去年から鎬を削っているもので、
この素晴らしいスタジアムで
公式戦さながらの良い雰囲気の中でやれたというのは
対戦相手がどこであれ、開幕前に非常に貴重な時間だったと思うので、
だからこそ本当に最後がもったいなかったというか、
皆さんには申し訳なかったと思っています。


Q、ゴールを決められたこと以外にも
相手はオナイウ選手と井出選手が
攻撃の起点になっていた印象がありましたが、
そのあたりはいかがでしょうか?


A、後半になって相手も勢いを増したし、
僕らのウィークポイントを突いてくるボール回しをしてきたなと。
そういうのが少しやりにくかったし、
向こうも僕たちのサッカーを知っているので
そういう所を突いてきたというので、
少し自陣に抑え付けられていた部分もありました。
でも、やっぱり相手も技術もあって力のあるチームなので、
そういう時間帯があると、チーム全員で共有しないといけないと思います。
それを認識すれば慌てないし、
いつか自分たちにまたリズムがやってくるだろうということも考えられるし、
J1はそういう我慢の戦いだと思います。


Q、前半は相手の横パスをカットしてのカウンターが多かったですが、
後半はそれが少なくなったのはどちらのチームが変わったからでしょうか?


A、やっていて思ったのは両方かなと。
相手もやっぱり僕たちのプレスが出にくい所にボールを受けに来たり、
僕たち自身もそれに対して連動して、前から行っても奪えなかった。
それで相手にうまくいなされる。
で、やっぱり自陣でボールを奪ったとしても
相手陣地に押し込むぐらいのポゼッションとか
ボールの繋ぎ、キープ力というのは欠けていたかなと思います。


Q、アルセウ選手と宮阪選手とボランチを組む時に
それぞれ意識したことはありますか?


A、3バックの片方がWBにパスを出した時にどんどん上がっていくと。
それが結構ウチのストロングでもあるので相手も嫌がるし、
その時に柏戦でもそうでしたけど
ボランチのどちらかが3枚の片方を埋めてあげるというか、
カウンターに備える、リスクマネジメントをするということは
ボランチに対して今日も監督に言われていたし、
誰と組んだとしても、そこは意識として統一しようということは伝えますけどね。
誰と組むということは意識していないです。

以上になります。


土屋

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