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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2013年05月12日

J1第11節 名古屋×横浜FMマッチレビュー

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J1第11節 
名古屋グランパス×横浜F・マリノス@豊田スタジアム
解説:三浦淳寛 実況:西岡明彦 インタビュアー:中田浩光


【横浜F・マリノス 小林慎二ヘッドコーチインタビュー(試合後・中継内)】
※樋口靖洋監督退席処分のため
Q、90分間を振り返っていただけますか?


A、相手の高さの迫力というのは最初からわかっていたことだったんですけど、
やはりそれ以上に名古屋の現状を考えた気迫というのが
かなり我々の所にもプレッシャーになって、
難しいゲームだったと思っていました。


Q、高さ対策という意味では、PKの1点に抑えました。


A、我々も名古屋ほどではないですけど、
高さの部分はストロングポイントにしようと
今年1年間戦っていくつもりでいましたし、
上背に関しても決してヒケをとらない選手がたくさんいました。
それ以上に選手がファイティングスピリットを前面に出してくれて、
戦ってくれた結果がこういう結果になったんじゃないかなと思います。


Q、今日も1点を追いかける展開になりましたが、
その気迫、気持ちが逆転に繋がったということでしょうか?


A、そうですね。ここの所は勝ち点が思うように取れなかったという部分も
ありましたけど、我々は決してネガティブに考えずに、
内容的な所も悪いものはなかったので、
敵地ですけど必ず勝ち点3を取って帰ろうということで
一致団結していましたので、選手には本当に感謝しています。


Q、リードされた展開で齋藤学選手を投入されましたが、
動きはいかがだったでしょう?


A、学に関してはトレーニングの中でもうケガも癒えて、
頭から行けるような状況でしたが、
名古屋の戦い方が多少オープンになる部分もあって、
いいタイミングで彼の推進力を生かそうという話はしていたので、
すごく期待をしていました。
何回か彼らしいドリブルの突破も見せましたし、
次は点に絡む仕事を必ずやってくれると期待しています。


Q、最後に榎本選手はPKをよく止めましたね。


A、そうですね、レフェリーに関しては色々な意見があると思いますけど、
みんなの力が終結した結果が
榎本のプレーに繋がったんじゃないかなと思います。


Q、今後への意気込みをお聞かせ下さい。


A、Jリーグ自体はまだ3分の1が終わっただけですけど、
まだまだ長丁場ですから、この勝ち点3というのが
最後の所で我々のチームに幸運をもたらしてくれることを
期待したいなと思います。


【名古屋グランパス ストイコビッチ監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、まずは今日のゲームを振り返って頂けますか?


A、もちろん希望とは違った結果が出てしまいましたが、
負けというのはよくないですよね。
この結果というのは我々がプレーした努力を反映していないと思いますし、
もっともっと勝ち点以上のものを我々は取れたと思っております。


Q、立ち上がりから名古屋のアグレッシブさが目立ちました。


A、今日は本当に内容は良かったと思います。
後半折り返した所で得点もできました。
本当に順調なプレーが後半は見られたと思います。
ただ、あちらの方はやはりマルキーニョス選手、
37歳で経験も持った非常にいい選手です。
彼や相手のチームを褒め称えるしかないでしょう。


Q、1点を先制した後に変わってしまった部分があったでしょうか?


A、2点目を取りに行きましたが、
それが取れなくて相手にカウンターアタックを許してしまうと。
そういう意味で守備の部分でナイーブさというか、
稚拙さが出たのではないかと。
やはりああいう所はもっともっとやらなくてはいけない所だと思いますし、
そのような守備の綻びというのは、今回が初めてではないですよね。


Q、内容は悪くなかったとおっしゃっていました。
こういうサッカーを続けていれば、次こそは勝ち点3ということですね。


A、そうですね、しっかり我々のサッカーを続けていきたいです。
ただ、今は悪い時期で困難な時期に当たっております。
我々はやるべきことをこなし、我々のスタイルを続けていきたい。
それが必ずや我々に勝利やいい時期が来ると思いますよ。
最後にはペナルティキックを外してしまいましたが、
何か"反する"ような力が我々に働いているのかなと思います。


【三浦淳寛氏のレビュー】
(名古屋)
内容が良かっただけに非常に悔しいゲームだったと思います。
守備の意識も高く、攻撃もチャンスはだいぶありましたし、
あとはしっかり決め切るという所だけでしたから。


選手は負けていくとどんどん自信がなくなっていくんですね。
だからまずは1つ勝ち星を挙げて、選手と監督が結束して
どんどん勝ち星を重ねていって欲しいですね。


改善すべき点としては、
もちろん決定的なシーンはありましたから、そこで追加点を取ること。
それと守備のカウンター対策ですね。
いい時間帯で押し込んでいる時に
カウンター一発でやられてしまいましたから、
そこの守備の後ろのケアは必要です。


あと、5月は3試合あってそこから中断期間に入りますから、
それまでの3つを何とか勝ち切ると。
そうすることによってチーム状態は絶対上がってくると思います。


ストイコビッチ監督は名古屋の象徴でもありますから、
ずっとやって欲しいなという印象はあります。
マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は
27年ですから、それに比べればまだまだですよ。


(横浜FM)
苦しい時間帯に守備がしっかりと頑張って
カウンターでゴールをモノにしたのが勝因でしょう。
あのカウンターの場面も小林がしっかりキープしてサイドチェンジしたと。
マルキーニョスの胸トラップの技術には感心するものがありますし、
上げたクロスも素晴らしかったですね。


栗原と中町が不在の中、小椋とファビオは良かったと思います。
小椋は1つPKを与えてしまいましたが、
それ以上に中盤での守備では
アプローチも速くて効いていました。
ファビオも高さがあって、空中戦に関しても跳ね返すだけの力がありましたよね。
あとは、齋藤学もやはりボックスの中で仕掛ける動きというのは、
相手にとって脅威になっていました。


ここ最近は結果だけ考えると足踏み状態のような感じでしたから、
チームの勝利を引き寄せる榎本のセーブは
本当に大きかったと思います。
コース的にはそれほど玉田も悪くなかったんですけど、
助走のテンポが榎本としっかり合ったように見えました。


再放送スケジュールは
5月13日(月)14:00~16:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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