mas o menos

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2012/12

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2012年12月14日

オレらの週末は、武蔵野のために

mas o menos
  • Line

明日、柏レイソルとの天皇杯4回戦に臨む
JFL所属の横河武蔵野FC。
1回戦はアウェイとも言うべき盛岡南公園球技場で
グルージャ盛岡に0-2で勝利。
続く2回戦ではJ1に所属しているFC東京との"西東京ダービー"を、
90+2分に岩田啓祐が挙げた決勝ゴールで0-1と制し、
一躍全国のサッカーファンにその存在感をアピールしました。


迎えた3回戦はコンサドーレ札幌をPK戦で退けた
AC長野パルセイロとのJFL対決。
この一戦もシュート数では上回られながらも、0-0で凌ぎ切ってPK戦へ。
11人目までもつれこむ激闘は相手GKのキックをストップし、
自らラストキッカーとして最後にゴールネットを揺らした
下部組織出身の守護神・藤吉皆二朗の活躍もあって、見事に勝ち抜け。
4回戦まで駒を進めてきたわけです。


ただ、おそらく色々な意味で
今回の横河武蔵野FCが辿ってきた天皇杯の道を振り返ると、
最も難しいシチュエーションを強いられたゲームは、
東京都予選の準決勝、対東京ヴェルディユースだったのではないかと、
個人的には思っています。
※試合のレポートはこちら↓
https://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/game-report/-fcv/


結果的にトップへの昇格が発表された6人全員が先発し、
東日本の並み居る強豪が顔を揃えたプレミアリーグEASTでも
3節を残して無敗での独走優勝を達成するなど、
高校年代では日本のトップ・オブ・トップと言って
差し支えない東京ヴェルディユース。
しかし、横河武蔵野FCと対比すれば社会人と高校生という立場であり、
社会人チームかつ全国リーグを戦っているクラブとしては
ある意味負けの許されない一戦だったはずです。


実際ゲームが始まってみると
「ボールを動かしてくるチームだし、元気があるので、
少し受け身になるのはしょうがないかなと思っていた」
と依田博樹監督も予想していたように、
序盤から主導権を握られる苦しい流れの中、
数少ないチャンスを林俊介が生かして先制します。
しかし、「正直あのドリブルはどうしようもないと思った」と
依田監督も舌を巻いた中島翔哉を起点に、
完全にサイドを崩され、前半の内に追い付かれる展開に。


後半もやや東京ヴェルディユース攻勢で推移しながら、
天皇杯本選へ懸ける思いが功を奏したのか、
横河武蔵野FCも少しずつ盛り返し始め、
結局藤吉の活躍もあって、PK戦でかろうじて勝利。
余勢を駆った決勝では東京23FC相手に、
後半と延長後半に負った2度のビハインドにも
共に土壇場で追い付く執念を見せると、
このゲームもPK戦で競り勝って、東京代表の座を掴み取ったのです。


東京ヴェルディユース戦後にお話を伺った際、
依田監督は「最後の最後までヴェルディさんのサッカーに
ウチがチャレンジできなかった」とゲームを振り返りながら、
「このトーナメントは内容はどうであれ、勝たないと意味がない」とも。
高校生相手に"我慢しながら戦う"という決断は
なかなか簡単ではないと思いますが、
そういういい意味での割り切りが
今回の結果に繋がっていった部分かもしれません。


「リーグ戦の成績もあまり良くない状況なので
何としてもこのトーナメントを勝ち抜くというのは
我々としてはポイントにしています。
高いレベルの東京を勝ち抜くことで、
自信になっていくんじゃないかなと思います」(依田監督)
というお話から、4連勝で辿り着いた師走の4回戦。
退任が発表された依田監督にとっても
負ければラストゲームという戦いが続きます。
明日の日立台ではどういうゲームが展開されるのか。
現地に行かれる方やTV観戦の方も
是非注目してみて下さい!


ああ、あと横河武蔵野FCサポーターが奏でる
チャントの秀逸さも必見必聴ですよ★
20080510191024_o.jpg
土屋

  • Line