J1第11節　5月12日（土）18:20～　J SPORTS 4
ヴィッセル神戸×名古屋グランパス@ホームズスタジアム神戸
解説：三浦淳寛　実況：下田恒幸

【神戸側プレビュー】
5勝0分5敗 14得点16失点 勝点15 9位
チーム内得点ランク：
（1）野沢拓也2、大久保嘉人2、小川慶治朗2
（4）近藤岳登1、都倉賢1、田代有三1、大屋翼1、
吉田孝行1、茂木弘人1、イ・グァンソン1、橋本英郎1
警告：
3枚...大久保嘉人、高木和道、奥井諒
2枚...相馬崇人、北本久仁衛、イ・グァンソン、三原雅俊
1枚...近藤岳登、都倉賢、田代有三、伊野波雅彦、橋本英郎、徳重健太

和田昌裕前監督の解任を受け、
安達亮ヘッドコーチの下で臨んだ大宮戦は3-0で快勝。
前節のC大阪戦にも1-2で勝利し、開幕以来の連勝となった神戸。
一時の不調は脱した感がある。
大久保嘉人、田代有三と主力FWが離脱する中、
存在感を見せているのが19歳の小川慶治朗。
抜群のスピードを武器に、ここ2試合はスタメン出場。
ゴールもマークするなど、"13番"に恥じない活躍を見せている。
また、前節の関西ダービーで決勝点を挙げるなど
野沢拓也もゴールにアシストにとフル稼働。
4連敗を脱出した柏戦の試合後には
サポーターの前で涙するシーンもあり、
すっかり神戸のユニフォームがフィットしてきた感がある。
ここで難敵・名古屋を相手に3連勝を飾り、
一気に上昇気流へ乗りたいゲームになる。

【名古屋側プレビュー】
4勝2分3敗 14得点12失点 勝点14 10位
チーム内得点ランク：
（1）金崎夢生3、ケネディ3
（2）玉田圭司2、永井謙佑2
（5）ダニルソン1、田中隼磨1、藤本淳吾1
警告：
3枚...小川佳純、ダニルソン　
2枚...阿部翔平
1枚...楢崎正剛、田中マルクス闘莉王、磯村亮太、吉村圭司、
永井謙佑、ダニエル、田中隼磨

浦和、川崎と相次いで敗れ、3年ぶりの連敗となった名古屋。
実質リーグ戦は3戦勝ちなしと、
近年の名古屋にしては不調と言える状況が続いている。
1つの影響は主力の相次ぐ離脱。
中でも昨シーズンのトップスコアラーでもある
ケネディの不在で、なかなか前線の核が定まらなかったことも
少し勝ち点が伸び悩んでいる一因なのは間違いない。
そんな中でキーマンには藤本淳吾を推したい。
ようやく今シーズン初ゴールを前節に記録し、
少し攻撃面では吹っ切れた雰囲気があった。
このゲームは攻撃的な中盤での起用が濃厚だが、
どのポジションも水準以上にこなす藤本が
どれだけ攻撃にアクセントを加えられるかが、
名古屋の調子を計る、1つのバロメータになりそうだ。

【予想スタメン】
★神戸(4-4-2）
－－－－－－－吉田－－小川－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－野沢－－－－－－－－－－－パク・カンジョ－
－－－－－－伊野波－－大屋－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－相馬－－高木－－イ・グァンソン－－奥井－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ー
－－－－－－－－－徳重－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
河本裕之：左脛骨疲労骨折（12/13・手術/全治6ヶ月）
田代有三：左下腿肉離れ（4/28・横浜FM戦/全治3週間）

<【予想スタメン】
★名古屋(4-3-3）
－－－－－－－－－ケネディ－－－－－－－－
－－－玉田－－－－－－－－－－－－－永井－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－（金崎）－－
－－－－－－藤本－－－－－－－小川－－－－－－
－－－－－－－－－ダニルソン－－－－－－－－－
－－－三都主－－増川－－－闘莉王－－田中隼－－
－－－（阿部）－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－－－－－楢崎－－－－－－－－－

《出場停止》
なし
《主なケガ人》
阿部翔平：乱視に疲労が重なったためめまいを発症
中村直志：左膝痛（5/9・練習を途中で切り上げた）
高原幹：左膝前十字靭帯断裂（3/3・練習試合・ツエーゲン金沢戦/全治6ヶ月）
田中輝希：右足関節挫傷（3/21・ACLセントラルコースト・マリナーズ戦/全治2週間）
新井辰也：左第5中足骨骨折（練習試合・関西学院大戦/全治3ヶ月）

土屋