人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2024年4月23日

鹿島の名の下に集った若武者たちの奮戦。「常に勝利する」という唯一無二のスタイル。『高円宮杯プレミアリーグEAST流通経済大柏高校×鹿島アントラーズユースマッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

ゴールの感想を問われ、「何であそこにいたのかわからなかったですけど、ラッキーでした。ゴールは素直に嬉しいですけど、試合に勝てなかったので、次は勝てるようにまた練習から頑張っていきたいと思います」と話す福岡の、続けた率直な心情が初々しい。「『プレミアの試合に出たい』とは思っていましたけど、こんな早く出られるとは思っていなかったので、これからもずっと出続けられるように頑張らなきゃなと思っています」

殊勲の同点ゴールを挙げた吉田は、FC多摩ジュニアユースから鹿島へとやってきたばかりだが、もうその発言はこのクラブに長年在籍している選手のそれと何ら変わらない。「鹿島アントラーズというチームは常に勝利を求めてやっているチームで、まだプレミアで勝利がなくて、アウェイでもホームでも勝ちにこだわってやっている部分はあったので、勝ちたかったです」。タイムアップの瞬間、この1年生がピッチに倒れ込み、誰よりも悔しそうな表情を浮かべる姿が強く印象に残った。

着実にステップは踏んでいる。あとは明確な結果を引き寄せるのみだ。「初戦は負けて、2試合目は最後に追い付かれて引き分けたゲームでしたけど、今日は0-2から同点に追い付いたわけで、それはなかなかできることではないですし、逆転となればなおさらパワーがいるので、そういう意味ではよく頑張ってくれたとは思います。これを継続しながら、次こそは勝ち点3を獲ろうという話はしようと思っています」(柳澤監督)

鹿島アントラーズユースを率いる柳澤敦監督

勝っても、負けても、それこそ引き分けても次の試合はやってくる。それならば勝って、そのあとの1週間でみんながまた激しいトレーニングと向き合い、健全にポジションを争うに越したことはない。その先にはまたプレミアリーグで、強豪と肌を合わせる90分間が待っている。

「プレミアは楽しいですね。やっぱり相手が強いというのは自分も成長できますし、その相手が強い中で良いプレーができたら楽しいですし、気持ちが良いです」(小笠原)「プレミアは相手のレベルも高くて、マッチアップする選手もいろいろな特徴があって、自分にとっても良い経験になっています。そういう中で結果を残したり、失点をしない、1対1で負けないということはもっともっと意識しないといけないと思います」(佐藤)。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ