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サッカー フットサル コラム 2024年4月5日

「初昇格初優勝」を狙う町田が広島に完敗。反則を繰り返すことは誰のためにもならない

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、Jリーグでは(というか大相撲以外のスポーツのリーグ戦では)同じディビジョンのチームすべてと総当たり戦を行うことになっている。Jリーグではホーム&アウェーで各チームと2試合を行うし、プロ野球では各リーグの6球団は同じリーグ所属の5球団と各25試合ずつを戦い、その他、他のリーグとの「交流戦」を含めた成績で順位を決定する。

つまり、町田は初昇格クラブではあっても、大相撲とは違って大関とも横綱とも戦わなければならないのだ。

大相撲の現在唯一の横綱、照ノ富士はケガがちで休場を繰り返しており、4大関も安定感に欠ける。だから、最近は平幕優勝が多発するのだ。

Jリーグも現在は横綱不在だ。3、4年前までは川崎フロンターレと横浜F・マリノスが“横綱”だったが、現在は両チームにも絶対の力はない。

昨年優勝のヴィッセル神戸や2022年に優勝して昨年も準優勝だった横浜F・マリノス、そして2年連続3位のサンフレッチェ広島が“大関格”と言っていいだろう。

尊富士とは違って、“新入幕”の町田もこうした“大関格”と戦わなければならないのだ。

前置きが長くなったが、町田にとって最初の“大関戦”が4月3日に実現した。

町田対広島の試合だった。町田の強さは本物なのか? 尊富士のような新入幕初優勝を成し遂げる可能性はあるのか? それを占う注目の一戦だった。

そして、試合は2対1と言う最小得点差ながら、内容的には広島の完勝に終わった。

両チームとも3−4−3のシステムで、守備では狙いを持って相手ボールを奪って、カウンターにつなげるというコンセプトも共通している。

それだけに、完成度とかパス精度といったところでの広島との顕著な差が明らかになったようだ。

町田は昨年はJ2リーグで戦っていたチームであり、新加入選手も多いので、開幕直後の現段階では、まだ完成度が低いのは致し方ない。一方の広島は代表クラスも含めてずっとJ1リーグで戦ってきた選手たちであり、ミヒャエル・スキッベ監督も今年で3シーズ目。チームのコンセプトは全員にいきわたっている。

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