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サッカー フットサル コラム 2023年11月18日

組織力と試合運びの上手さでセネガルを撃破 U-17ワールドカップで日本がラウンド16進出を決める

後藤健生コラム by 後藤 健生
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FIFA U-17ワールドカップ 日本代表

FIFA U-17ワールドカップ 日本代表

U-17ワールドカップに出場している日本代表。初戦のポーランド戦は後半に入って攻勢を強めた日本が豪雨による中断の直後に高岡伶颯が先制ゴールをたたき込んで快勝したものの、2戦目のアルゼンチン戦はキックオフ直後にフルパワーで点を取りに来たアルゼンチンに対する対応に失敗して2連続失点。後半、盛り返して1点を返して、その後も攻撃を続けたが同点ゴールは生まれず、逆にアディショナルタイムに1点を追加されて1対3の敗戦を喫してしまった。

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そして、迎えた最終戦はアルゼンチン、ポーランド相手に連勝したアフリカ・チャンピオンのセネガルが相手だった。15歳でチームのキャプテンを務め、すでにA代表も経験しているというアマラ・ディウフという強烈な選手がおり、スピードが売り物のチームだ。

ナイジェリアのようなパワーはないが、スピードはワールドクラス。個人の走力も高いが、パスの処理もスムースなのでボールが止まる場面が少ない。パスをつなげばつなぐほど、スピードが上がってくるような印象だ。

そのスピードに、日本がどう対処するのか。それが勝負だった。

はっきり言えば、“劣勢”が予想された。

日本プレスの間でも日本の勝利を予想する者はいなかった。「引き分けて勝点4にすれば、3位通過でラウンド16に進める」とか、「いや、セネガルに敗れても、最小得点差であれば3位通過もありうる」といった悲観論が飛び交っていた。

僕も「少なくとも無失点で切り抜けるのは難しい。勝つとすれば、セネガルのウィークポイントである守備組織の乱れを衝いて、複数点を取って勝つしかない」と思っていた。

実際、試合が始まってみるとポゼッションでは圧倒的にセネガルが上回り、強烈なシュートが日本のゴールを脅かし続けた。

だが、日本のDFは必死に食らいついてシュートコースを消し、シュートをブロックし続けた。組織的な守備で、危険なエリアで相手がボールを持つと複数人が囲むようにして守る。そして、ゴール前は当たっているGKの後藤亘が立ちはだかった。

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