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サッカー フットサル コラム 2023年11月12日

雨による中断が流れを変えてくれた U-17W杯初戦で日本がポーランドを撃破

後藤健生コラム by 後藤 健生
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今回のU-17日本代表の最大の魅力は強力なFW陣だったが、チャンスは作ったものの、なかなか決めきれず、ゲームを難しくしてしまった原因にもなったのだ。

濡れたピッチがボールタッチに影響したこともあるだろうが、やはり世界大会の初戦という緊張感、あるいは気負いといったものがあったのではないだろうか。

チャンスは作ったものの決めきれなかったのだから、後は落ち着いてシュートを決めるだけだ。6月のアジアカップでも初戦のウズベキスタン戦では1対1の引き分けに終わったものの、その後は得点力が前回となった。ぜひ、その再現をしてほしいものだ。

もっとも、アジアカップのグループステージでは2戦目がベトナム、3戦目がインドと、初戦より格下の相手ばかりだったが、ワールドカップでは次戦がアルゼンチン、最終戦がセネガルと強敵ばかりだ。

日本の試合の後、雨が上がったピッチ上で、アルゼンチンとセネガルが戦った。

キックオフからわずか30秒で、セネガルの注目選手15歳のアマラ・ディオフがいきなり魅せた。左サイドをスピードドリブルで突破して逆サイドから走り込んだヤヤ・ディエメに合わせたのだ。ディエメのヘディングシュートはアルゼンチンのGK、フロリアン・ディアスに防がれたが、ディオフのスピードはその後もアルゼンチンにとって脅威になった。

そして、試合開始からわずかに6分、そのディオフがドルブルで中に切れ込んで、ゴール左下に強烈なシュートをたたき込んだ。そして、38分には再びディオフが決める。相手のミスパスを拾ったディオフは、タックルをかわすとペナルティーエリア内に持ち込み、シュートは一度はGKにはじかれたものの、すぐに反応してGKとゴールポストの間の狭いスペースを射貫いた。

アルゼンチンは、非常に“アルゼンチン的”なチームだった。

攻撃の中心は、前半は右サイド、後半は左サイドでプレーしたサンティアゴ・ロペスとトップ下の10番クラウディオ・エチェベリのドリブル。ボールタッチ数の多い、典型的なアルゼンチン・スタイルのドリブルだ。

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