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サッカー フットサル コラム 2023年10月12日

“ボールの狩人”の高感度センサーに要注意。世界と出会った尚志高校・神田拓人は自らの力で望んだ未来を切り拓く 【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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今年に入ってからは年代別代表にも招集され始め、6月にはフランス遠征にも参加。そこで感じたのは、プレーの幅をより広げる必要性だった。「海外の選手相手にも守備は通用することがわかったんですけど、攻撃のところに課題が残った遠征になりました」。

確実に訪れつつある意識の変化。ただ、それと“色気”の類を表出させることとは、まったくイコールではない。「自分が代表に選ばれているのは、守備の部分が評価されているからだと思うので、そこは続けていった上で、前にも出て行って、よりゴールに直結するようなパスを出せるように、守備のことは忘れずにいながら、攻撃にも目を向けていけたらなと思います」。絶対的な武器はベースに置きながら、オプションもしっかりと身に着けていく。地道に、一歩ずつ、着実に。

年代別代表では同じポジションで共闘した、2人の選手から刺激を受けたという。1人は筑波大でプレーする司令塔だ。「徳永涼選手は攻撃も守備もどっちもできるので、良い刺激をもらいました。今までやったボランチの中でも一番上手かったですし、僕も結構指示を出されて、動かされましたけど、そういう部分も吸収していきたいなと思いました」。

もう1人は小学生の頃からの顔見知りで、プレミアで優勝争いを繰り広げているライバルだ。「フロンターレの由井航太は攻守両面で効いていますよね。由井も守備タイプだとは思うんですけど、捌けますし、攻守に活躍できているので、刺激になっています。実は小学校の頃から川崎市選抜で一緒で、大学の練習参加でも一緒になったので、その時に結構話したりしましたけど、ライバル心はありますし、やっぱり負けたくないですね」。

それも日常として戦うステージが、上がりつつあるからこそ得られる刺激。ただ、口にした今季の目標には思わず笑ってしまう。「プレミアで1点は獲りたいですね。練習試合でも全然獲っていないので、このプレミアで1点は獲ることを目標にしています(笑)」。最近の試合では、確かにペナルティエリア内へと駆け上がっていくシーンも、以前より増加している印象もある。まずはプレミアでの“1点”を目指し、攻撃面での成長も自身に課している。

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