人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年8月26日

巨額の資金を使ったサウジアラビアのクラブの強化、「ファイナンシャル・フェアプレー」が適応されないオイルマネー

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line
J SPORTS

J SPORTS

8月24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の組分け抽選が行われた。

日本からはJ1リーグ優勝の横浜F・マリノスと同準優勝の川崎フロンターレに加えて、天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府、さらに昨年度のACL王者、浦和レッズが出場する。

昨シーズンまでは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で集中開催方式で行われてきたが、今シーズンのACLは本来のホーム&アウェー方式に戻る。そして、今シーズンから秋春制に以降。グループステージは9月から12月にかけて、そしてノックアウトステージは2024年の2月に始まり、5月に決勝が行われる。

東地区では、一時は世界各国の代表クラスの選手を獲得して注目を集めていた中国のクラブが弱体化してしまった。クラブに投資していた中国の不動産企業の経営が悪化したのが原因だ。

有力外国人選手は次々と中国を離れ、ACLで2度の優勝経験がある広州は親会社の恒大グループの破綻によって現在は2部リーグに降格。同じく、豊富な資金力を誇っていた上海上港も先日のプレーオフステージでタイのBGパトゥム・ユナイテッドに敗れ去った。

そのパトゥムや同じくタイのブリーラム・ユナイテッド、さらにはマレーシアのジョホール・ダルルタジムといった東南アジア勢も台頭しているが、やはりホーム&アウェー方式で戦えば日韓両国のクラブが首位争いを繰り広げるだろう。

今シーズンのACL東地区では、20のクラブが4チームずつ5つのグループに分かれて戦う。そして、日本と韓国からは4クラブずつが参加する。ということは、5つのグループのうち日本のクラブが入らないグループと韓国のクラブが入らないグループが1つずつできる(理論的には日韓いずれのクラブも入らないグループができる可能性もあるが)。

組分け抽選の結果、日本のクラブが不在となったのはグループF。逆に韓国不在となったのはグループHだった。

グループFに入ったのはACLでも実績のある全北現代。全北が首位通過する可能性は限りなく高くなった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ