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サッカー フットサル コラム 2023年8月23日

手堅くプレーオフを勝ち抜いた浦和、ACLはJリーグクラブにとっての試金石

後藤健生コラム by 後藤 健生
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マチェイ・スコルジャ監督は65分に3枚目のカードとして関根を投入した。

普通だったら関根がアウトサイドで、それまで左サイドにいた小泉をトップ下に入れるはずだ。だが、小泉のポジションは変えず、中央に関根を入れた。これも、「相手のDFに対してプレッシャーをかけるためにフレッシュな選手を中央に置きたかった」のだそうだ。

なかなか3点目を取れなかったのは、チーム全体が“省エネ”に徹したためだ。

ただ、“省エネ”ではあっても、決定機がまったくなかったわけではない。チャンスは作りながら、ゴール前でパスの精度を欠いたり、シュートのタイミングが遅れたりしていたのだ。“省エネ”であっても、決めるべきところは決めて早めに3点目、4点目を奪って相手の戦意を失わせることができていれば、浦和にとってはもっと楽な試合になったはずだ。

こうして、浦和が無事にプレーオフを突破したため、2023/24シーズンのACLグループステージには、日本からはJ1リーグ優勝の横浜F・マリノス、同準優勝の川崎フロンターレ。そして、天皇杯で優勝したJ2リーグ所属のヴァンフォーレ甲府に加えて、前回優勝の浦和と合わせて4チームが出場することになった。

今シーズンのACLは従来の「春秋制」から「秋春制」に移行して行われる。

8月24日には組分け抽選が行われ、9月19日にはグループステージが開幕し、12月上旬までホーム&アウェーでの戦いが繰り広げられる。そして、2024年に入ってからノックアウトステージが行われ、ホーム&アウェーによる決勝戦は同5月に行われる。

2020年からは新型コロナウイルス感染症の拡大のために集中開催の形で行われていたACLも、今シーズンからは従来のホーム&アウェーの形式に戻り、そして、秋春制が実施されるのである。

かつて32クラブ参加で行われていたACLは2021年から40クラブ参加に拡大したが、前述のとおり新型コロナウイルス・パンデミックのため集中開催方式となっていた。従って、40クラブ参加でホーム&アウェー方式で開催されるのも今シーズンが初めて、そして今シーズンが最後となる。この方式で行われるのは今シーズン限りなのである。

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