人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年7月19日

横浜FM相手に劇的勝利の川崎 秋の「反転攻勢」は実現可能性か?

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

こうして、前半から緊迫した攻め合いが続き、互いにチャンスは作るのだが、なかなかゴールは決まらないまま時間が経過していった。

得点ランキングでトップを走る横浜FMのアンデルソン・ロペスを川崎のセンターバック(車屋と高井幸大)がしっかりとストップ。川崎は両サイドからのクロスにワントップの山田新やMFが飛び込む形を狙うが、横浜FMの守備陣が高いラインを保ったため、川崎は何度もオフサイドの罠にかかってしまう。

さらに、本来だったら決まっていても不思議ではないような場面でもシュートが枠を捉えられず、またGKの好守もあって、試合はスコアレスのまま進んでいった。

試合の終盤にかけて横浜FMはトラブルに見舞われた。

前半の終了間際に川崎の登里享平とぶつかった横浜FMの右SB松原健が脳震盪の疑いで交代。後半からCBの畠中槙之輔が入って、CBだった上島拓巳が右SBに回っていた。そして、79分には今度は左SBの永戸勝也も負傷。横浜のベンチにはもうDFは不在だったのでMFの喜田拓也が急遽左SBに入ったのだ。

喜田は7月初めの湘南ベルマーレ戦で“体調不良”を理由に欠場。7月12日の天皇杯3回戦のFC町田ゼルビア戦でようやく復帰していたが、町田戦ではまだ試合体力に不安が垣間見えた。中盤のダイナモである喜田が本調子でないと、やはり横浜FMというチームはうまく機能しない。そして、試合終盤にその喜田が最終ラインに下がってしまった。

横浜FMは脳震盪による交代を含めて6人のサブメンバーをピッチに送り込んだのだが、本来のポジションではない位置でプレーする選手も多く、試合の終盤になると川崎に押し込まれるようになっていく(5人交代制を採用するなら、ベンチ入りの人数は7人では足りない。9人または12人程度に増やすべきだ)。

試合はスコアレスのまま残り時間が少なくなっていく。

この時点で首位の横浜FMと9位の川崎の勝点差は15ポイントもあった。川崎としては、もし優勝を目指すのなら絶対に勝点3がほしい状況だった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ