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サッカー フットサル コラム 2023年7月7日

日本一への試金石!真夏の主役候補同士のガチバトル! 前橋育英高校×青森山田高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第11節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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本人は小学生時代からタイガージャージに憧れがあり、角田涼太朗や田部井涼らを擁して選手権で初の日本一を勝ち獲った世代の試合は、スタジアムで見ていたという。「涼さん、根津さん、リュウジは風呂でもよく話したりして、『ボランチはどういうボールの受け方をするか』とかはいろいろ参考になりました」と先輩の影響も口にする篠崎が、チームをどうコントロールしていくかは、この試合でも勝敗の大きなポイントだろう。

篠崎とドイスボランチを組むのは、2年生の石井陽。前所属の前橋FC時代にはU-15日本代表にも選出されている16歳は、小柄な身体に高性能のエンジンを搭載しており、とりわけ守備面での予測や球際の強さには、“前橋育英のボランチ感”が漂っている。

篠崎同様にここまで全10試合でスタメン起用されており、「体を張るところや連動した守備はしっかりトレーニングからできています」とチームの成長を口にしながら、「ここからは攻撃のバリエーションを増やしていきたいですね」と課題も明確に捉えている様子。自分の想いや試合分析も含めてしっかり話せる“言語化能力”に優れたナンバー7も、間違いなく対青森山田のキーマンになってくるはずだ。

日本代表として2度のW杯に出場した柴崎岳や、5月のU-20W杯でもキャプテンとしてチームを牽引した松木玖生、その松木とコンビを組んでいた宇野禅斗など、プロの世界にも数々の才能を送り出してきたのが、青森山田のボランチというポジション。高強度という絶対的な軸はありながら、選手によってさまざまなタイプが輝いてきたイメージもある。

昨シーズンから、青森山田の要を任されてきたのが10番を背負う芝田玲だ。ここまでのリーグ戦では全試合にスタメンで登場し、2ゴール4アシストと数字もきっちり残してきたが、最大の魅力はその発信力。「自分は思ったことが全部口に出ちゃうんです」と笑うものの、言葉でチームを引き締められる能力は全国でも屈指だろう。

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