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サッカー フットサル コラム 2023年6月24日

クラブのコンビを生かすのは代表強化の常道 セルティック組3人の競演を見たかった日本代表

後藤健生コラム by 後藤 健生
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古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希

左から古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希

日本代表がエルサルバドルとペルーを相手に2試合で10得点を決めて大勝した。エルサルバドルは試合開始早々に退場者を出して1人少なくなってしまったし、ペルーはワールドカップ南米予選を9月に控えてテスト中……。対戦相手に問題があったことは事実だ。

しかし、相手がどうこうちうことではなく、日本代表のパフォーマンスは(その絶対値として)非常に高いものだった。

最終ラインで落ち着いた守備を見せた谷口彰悟と板倉滉。ペルー戦では「デュエル王」としてその真価を発揮した新主将の遠藤航。軽やかなタッチで攻撃を組み立てた鎌田大地。相変わらずのスピードスターぶりを発揮した伊東純也。さすがのドリブル技術の高さを見せつけた三笘薫など、各選手が特長を発揮した。

MVPとして誰か1人の選手を選ぶのが難しい2試合だった。

なにしろ、日本代表は2試合で10得点したが、すべて得点者が違ったのだ(それは「絶対的ストライカーが不在」という意味でもあるのだが……)。

しかし、僕は今回の日本代表の中では旗手玲央の存在が大きかったように思う。

三笘は3月の強化試合(ウルグアイ戦とコロンビア戦)ではサポートを受けることができずに孤立してしまっていたが、6月の2試合では何度もドリブルを仕掛けることができた(三笘自体はプレミアリーグで戦ってきたことによる疲労の色が見られたが)。それは、左サイドハーフのポジションに入った旗手のサポートがあったからだ。

何しろ、三笘と旗手は同時に川崎フロンターレに入団し、川崎の最強時代にともに戦ってきた間柄だ。いや、それ以前にも全日本大学選抜や東京オリンピックを目指すチームでも戦友だった。

久しぶりに組んで戦ったのだが、両者のコンビネーションは完全に生きていた。

さらに言えば、エルサルバドル戦ではアンカーの位置に守田英正がおり、センターバックの谷口、板倉を含めて左サイドと中央のポジションに元川崎の5人の選手が並んでいたのだ。

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