人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年3月31日

高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2023 昇格チーム紹介

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

今回で3度目のプレミア挑戦となる尚志だが、前回参戦時の2011年と2019年はどちらも最下位でのプリンス降格を突き付けられており、このリーグへの残留は彼らの成し遂げたい大きなミッションだ。ただ、今シーズンのチームは前評判も決して低くない。中盤にはU-17日本代表候補にも選出されたMF神田拓人、サイドには昨年のプレーオフで躍動したU-17日本高校選抜のMF安斎悠人、前線にはプロからも熱い視線を浴びているFW網代陽勇と、各ポジションに好素材を揃えており、多彩な攻撃は十分にプレミアレベル。「普段の練習からお互いに良い刺激を与えていければ、プレミアでもファイナルに行けると思っているので、しっかりそこまで行って優勝したいです」(安斎)。2023年の尚志は真剣に頂点を狙っている。

一昨年は準優勝、昨年はベスト4と、インターハイでの上位進出で存在感を示してきた米子北。初めてプレミアに昇格した2017年からは2シーズンを戦い、降格後も毎年のようにプレーオフまでは進出しながら、悔しい敗退が続いていたが、昨年は帝京高校を撃破して、5年ぶりとなるプレミア復帰を決めた。1月のU-17日本高校選抜にはボランチの位置でチームを引き締めるMF仲田堅信と、右サイドバックとして攻守に動けるDF梶磨佐志が選出。昨年からレギュラーを張るキャプテンのMF上原颯太や、新10番のFW森田尚人と戦力も充実。「3年生が上げてくれたプレミアを1年で落とすわけにはいかないので、優勝を狙います」と言い切るのは上原。粘り強さに定評のある山陰の雄は、上位進出を間違いなくその視界に捉えている。

大迫塁(セレッソ大阪)、福田師王(ボルシアMG/ドイツ)の二枚看板を擁し、全国中の注目を集めた昨年度の神村学園。選手権では準決勝でPK戦の末に涙を飲んだが、プリンスリーグ九州王者として挑んだプレーオフでは、セレッソ大阪U-18に競り勝ち、このステージへの挑戦権を勝ち獲った。今年のチームも新キャプテンのFW西丸道人、エースナンバーの14番を継承したMF名和田我空、年代別代表経験者のDF吉永夢希といった好タレントを擁し、その実力は去年以上との声も。西丸も「高いレベルのチームと戦う中でしっかり結果を残して、上位に食い込んでいきたいと思います」ときっぱり。2023年は鹿児島勢初のプレミア参戦となる神村学園にとって、新たな伝説の幕開けとなるか、要注目だ。


文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ