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サッカー フットサル コラム 2023年3月30日

ほろ苦いリスタートとなったサッカー日本代表。若いDFは前線のサポートができず、攻撃陣は孤立

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、“戦術好き”が多い日本では「新しい戦術に挑戦」というところに注目が集まってしまった。その影響だったのかは分からないが、ウルグアイ戦、コロンビア戦を通じて選手たち自身がポゼッションやビルドアップに固執しすぎた印象も強い。

どんなサッカーを目指していようと、チャンスがあるならシンプルに速い攻撃を狙うべきだ。実際、ウルグアイ戦の得点は、伊東がドリブルで持ち込んだカウンターだったし、コロンビア戦では右サイドからの守田英正のロングクロスが三笘の得点につながった。つまり、速攻で得点が生まれているのだ。

三苫薫のゴールに歓喜のスタジアム

ボールを保持してビルドアップしてゲームを組み立てるのは当然として、相手陣内にスペースがあるなら速攻やスルーパスで勝負すべきだ。ビルドアップとカウンター、両者を使い分けるのが理想なのだ。

日本代表の次の活動は6月の親善試合だ。

その時には、すでにヨーロッパのシーズンは終了しており、準備期間も今回よりは長く取れるはず。海外組の選手たちも日本代表に集中して、もっと貪欲に勝利を目指してほしいものである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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