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サッカー フットサル コラム 2023年2月24日

3バックの連携を高めつつある女子日本代表 カナダ戦完勝で見出だしたW杯に向けての光明

後藤健生コラム by 後藤 健生
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シービリーブスカップ カナダ戦でのなでしこジャパン

シービリーブスカップでカナダに快勝したなでしこジャパン

女子日本代表(なでしこジャパン)がカナダに3対0で快勝した。2月22日(日本時間23日)に行われた「シービリーブスカップ」の最終戦である。

毎年、アメリカで開催されている親善大会「シービリーブスカップ」だが、今年は日本ではテレビ放映もネット配信も実現しなかった。

2011年に女子ワールドカップでなでしこジャパンが優勝して以来、女子サッカー人気は高まり、女子の海外遠征ではほとんどの試合が地上波を含むテレビ中継で視聴できた。

だが、2015年のワールドカップで再び決勝に進出した後、女子日本代表の成績は低迷。2021年の東京オリンピックでも準々決勝敗退に終わり、次第に関心が低下していた。

今年の「シービリーブスカップ」の中継がなかったことは、そんな現実を象徴するような出来事だった。

2011年当時に比べて日本の女子サッカーは選手層が厚くなって、実力は間違いなく上がっており、昨年のU-20ワールドカップでも決勝進出に成功している。しかし、最近の10年間でヨーロッパ各国で女子サッカーの人気が上がり、各国の戦力が急速にアップ。フル代表レベルでは、なかなか強豪国に勝てない状態になっている。

その結果、女子サッカーへの関心は高まらず、女子団体スポーツで初のプロ・リーグとして一昨年発足したWEリーグの人気も低迷。観客動員は目標とされていた5000人に遠く及ばない状況が続いている。

こうした状況を覆すには、やはり代表の活躍は必須。今年の7月にオーストラリアとニュージーランドで開催される女子ワールドカップでの活躍に期待したいところだ。

しかし、東京オリンピックの後、池田太監督が就任したものの強化は簡単には進んでいなかった。

2022年のアジアカップでは準決勝で中国に引き分けに持ち込まれてPK戦負け。その後、“格下”相手の親善試合やE-1選手権(東アジア選手権)では勝利していたものの、昨年11月のヨーロッパ遠征では“格上”のイングランド、スペイン相手に連敗を喫し、「シービリーブスカップ」のブラジル戦、アメリカ戦にも敗れて国際試合で4連敗。しかも、4試合連続ノーゴールに終わっていたのだ。

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