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サッカー フットサル コラム 2023年2月1日

マドリード戦で活躍の久保建英 「緩急の使い分け」こそ、日本選手にとっての大きな武器

後藤健生コラム by 後藤 健生
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久保建英

久保建英

久保建英がレアル・マドリード戦で見せた、アントニオ・リュディガーの股下を抜いたシュート場面が話題になっている。

ラ・リーガ2位のレアル・マドリードと3位レアル・ソシエダの一戦は試合前から注目を集めていたが、個人能力の差は大きく、久保の所属するレアル・ソシエダは押し込まれ続け、とくに後半の立ち上がりはレアル・マドリードのシュートの雨を浴びた。

しかし、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が選手交代のカードを使って中盤を厚くしたことによって、ソシエダもようやくボールを保持する時間を増やすことに成功。久保は4-3-1-2のトップ下から4-1-4-1の右サイドにポジションを移す。

その矢先の61分、高い位置でボールを持った久保がパブロ・マリンにボールを預けてスルスルとペナルティーエリア内に進入するのをレアル・マドリードの守備陣がまったく捕まえることができず、久保がリターンを受けた瞬間にリュディガーがシュートコースを切ってきた。その動きを見た久保は、小さな振りでリュディガーの股下を通してシュートを放ったのだ。

鋭いシュートはGKのクルトワの足元に飛んだのだが、クルトワに弾かれてしまった。足でブロックするならともかく、あの低い弾道のシュートにしっかり腕を使って阻止するあたりは、クルトワの驚異的な反応だった。

ダビド・シルバを負傷で欠くソシエダの中で久保はまさに攻撃の中心で、61分のシュート場面以外にも何度も決定機にからんだ。

51分にはロングドリブルからアレクサンダー・スルロートに絶妙のスルーパスを通したが、これはわずかにオフサイド。68分にはゴール正面のDFとDFの間のスペースで久保がパスを受けたが、コントロールが大きくなってクルトワと接触してイエローカードを受けてしまった。

また、69分に右サイドを駆け上がった場面では、パスを受ける瞬間に急停止することで寄せてきたエドゥアルド・カマヴィンガをかわし、フリーの状態でペナルティーエリア内にドリブルで持ち込んだ。パスを受けたロベルト・ナバーロのシュートはクルトワの正面に飛んでしまったが、これもソシエダにとって最大の決定機だった。

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