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サッカー フットサル コラム 2022年11月30日

現在のスペインは10年前とは違う ドイツとの試合を生温いまま終わらせた影響も考えられる

後藤健生コラム by 後藤 健生
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オリンピックの試合でも、やはりスペインの攻撃を日本が耐える時間が続いたが、それでも日本は延長後半まで無失点で乗り切ったのだ。

両チームはオリンピック直前の準備試合でも対戦しており、そういう意味では互いを十分に知っているチーム同士の戦いなのだ。そして、もちろん両チームともワールドカップ開幕後の2試合については徹底的に分析しているはずだ。

とにかく、オリンピックの準決勝のような戦いを繰り広げることが日本代表の最初のタスクとなる。

ただし、オリンピックでの対戦と違うことが2つある。

まず、グループリーグの戦いなので延長戦はないこと。つまり、90分を終えてスコアレスドローに持ち込むことは、日本にとって十分に可能なことだ。オリンピックでは疲労で足が止まって延長後半に失点してしまったが、今回は90分を耐えればいい。

コスタリカ戦をせめて引き分けで終わらせておけていたら、引き分けでのグループリーグ突破も考えられたので、「敗戦」は返す返すも残念な結果だった。その結果、日本はスペインに勝たなければグループリーグ突破が不可能な状況にあるのだ(引き分けた場合にも可能性は残るが、ドイツとコスタリカの試合で引き分け、または1点差でのドイツ勝利というのはあまり現実的でない)。

日本は、守備的な試合をしながらも、なんとか最低でも1ゴールを奪わなければならないのだ。

日本がコスタリカに敗れた同じ11月27日の夜、スペインとドイツの試合が行われた。今大会のグループリーグの中でも“屈指の好カード”なので楽しみにしていたのだが、試合はかなり生温いものだった。

前半は、互いに構えて守っている時間が長く、後半に点を取り合った頃には多少はヒートアップしたが、1対1のまま残り時間10分を切ると互いにあまり攻撃を仕掛けなくなってしまった。

午後の試合で日本がコスタリカに敗れたため、ドイツの選手にもスペインの選手にも「最終戦で日本やコスタリカを破ればグループリーグを突破できる」という意識が働いたのだろう。

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