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サッカー フットサル コラム 2022年8月16日

久保擁するソシエダとバルセロナの開幕戦振り返り 週末は直接対決!

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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一方、バルセロナの方は新戦力がほぼ全員そろって個としては優れていたが、チームとしては機能性が低かった。

シュートの雨を降らすもGKの美技で引き分けること自体はよくあることだが、心配すべきはテア・シュテーゲンとの1対1が、2、3度あったことだ。ラジョはほとんどバルセロナゴールに近づけなかったが、近づけた時は決定的だった。

個として攻守ともに最も貢献していたのはブスケッツ。あまりプレーに単独で関わり過ぎて最後にレッドカードをもらったほどだ。

ニコの放出にOKを出したシャビの理屈からすると、ソシエダ戦の先発はピアニッチ。大型補強に隠れて行われている、下部組織の若手を冷遇するようなオペレーションの是非がいきなり問われることになった。

あと個として光っていたのは守備ではテア・シュテーゲン、攻撃ではデンベレ。レバンドフスキとラフィーニャは普通。ペドリとガビとアラウホとジョルディ・アルバは消えていた。

以上のことから言えるのは、今のところバルセロナは個の守備力とか打開力に頼るチームであり、パスを繋いで攻守をコントロールするチームではなく、速い攻守の切り替えからウインガーの単独突破任せで攻めるチームであるということだ。

大外から攻めて中央から攻められる。中盤はボールの通過点に過ぎず、存在意義が極めて低い。中盤が主役でチームとして機能している中で個が光るソシエダとは、真逆である。バルセロナの個の輝きはまばゆいほどだが、協同作業の方は、行き当たりばったりで複数の手が入る、という以上の意味はない。

ソシエダの方が良いサッカーをしているが、勝つのに良いサッカーをする必要がないのが、バルセロナである。久保がバルセロナという過去と決別する試合になるかもしれない。

21日が楽しみだ。

文:木村浩嗣

木村浩嗣

編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペインに拠点を移し特派員兼編集長に。15年編集長を辞し指導を再開。スペインサッカーを追いつつセビージャ市王者となった少年チームを率いた。現在はグラナダ在住で映画評の執筆も。

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