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サッカー フットサル コラム 2022年8月14日

狙い通りの内容でオランダに快勝 U−20女子日本代表(ヤングなでしこ)のW杯連覇に期待

後藤健生コラム by 後藤 健生
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後半も、さらに14本のシュートを放ち、そのうち6本を枠内に飛ばした日本。追加点こそ奪えなかったものの、最後の時間では最終ラインでボールを回したり、前線でボールをキープしたりと、うまく時間を使ってゲームを終わらせることもできた。

もちろん、早めに2点目を奪って、もっと楽に試合を終わらせておくべきだったが、それでも初戦で狙い通りの試合ができたことの意味は大きい。あとは、シュートをもう少し正確に蹴るだけだ。

日本は8月14日(日本時間15日)のガーナ戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出に大きく近づく(アメリカ対オランダ戦の結果によっては、早々に日本の勝ち抜けが決まる可能性もある。

U−20女子ワールドカップは、2020年大会が新型コロナウイルスのパンデミックのため中止になってしまい、今回は4年ぶりの大会となった。

その4年前の大会で日本は素晴らしい内容で優勝を遂げている。

4年前の大会ではグループリーグ初戦でアメリカに苦戦しながらも1対0で勝利したが、2戦目ではスペインに敗れてしまった。しかし、パラグアイに大差(6対0)で勝って準々決勝進出を決めると、その後はドイツに3対1、イングランド2対0、スペインに3対1と強豪相手に複数得点差を付けて連勝して、このカテゴリー初の世界タイトルを獲得することとなった。

連覇を狙う今年のU−20女子ワールドカップでも、初戦に勝ったことで今後はさらに落ち着いてプレーできるはず。

新型コロナウイルスの陽性者も出てチーム事情は苦しい中での連戦だが、もし2戦目でガーナに勝ってグループリーグ突破が決まれば、最終戦では休ませたい選手を休ませることができる。

日本の女子サッカーの将来のためにも、4年前と同じようにしっかりと勝ち切って再び優勝トロフィーを掲げてもらいたいものだ。

文:後藤健生
 

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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