人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年7月23日

E−1選手権出場の女子4チームは実力拮抗 2023年ワールドカップに向けての大切なステップ

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

一方、女子代表の方はチーム作りの真っ最中ということになる。

なぜなら、女子代表の池田太監督は2021年の東京オリンピック終了後に就任したので、監督就任からまだ1年も経過していないのだ。

それ以降、海外遠征なども行われたものの、新型コロナウイルス感染症の影響によってチーム作りはそれほど順調に進んでいるわけでもない。そして、今年の1月から2月にかけては、ワールドカップ予選を兼ねたAFC女子アジアカップも開催され、日本はなんとかワールドカップ出場権を手にしたものの、準決勝で中国を相手にまさかのPK戦負けを喫して、優勝を逃してしまったのだ。

そして、6月の欧州遠征では格下のセルビア、フィンランドに連勝。女子代表の試合として、久しぶりに自分たちでボールを動かしてゴールを奪うというポジティブな試合を見せてくれた。

これから1年間をかけて、格上の相手に対しても対等に戦えるようにチーム力を上げていかなければならないのだ。

日本の女子代表は2011年のドイツ・ワールドカップで優勝し、2012年のロンドン・オリンピック、2015年のカナダ・ワールドカップでも決勝に進出したものの、その後はリオデジャネイロ・オリンピックはアジア予選で敗退し、2019年のワールドカップ、2021年の東京オリンピックではいずれも決勝トーナメント初戦で敗退した。

この間、2011年の成功体験を引きずって、パスをつなぐことに固執していた女子代表だが、池田監督は激しくボールを奪い、奪ったボールを早く大きく展開して攻めるというコンセプトで世界と戦おうとしている。

E−1選手権では、女子代表も男子代表と同様に海外組は招集できない。しかし、「レギュラーの大半が海外組」という男子と違って、女子の場合は代表レギュラーのほぼ半数が国内組で占められているので、E−1選手権に出場しているチームも本来の代表に近い構成なのだ。

しかも、女子の場合、東アジア勢もFIFAランキング上位を占めているので、チーム力は拮抗している。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ