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久保建英
来る22-23シーズン、久保建英がレアル・マドリーに復帰できる可能性は低い。マジョルカでの不本意なプレーがレベルに達しないのは明らかだが、たとえスーパーな1年を過ごしていても難しかった。EU外選手という壁が立ちはだかり続けているからだ。
今回は久保の身の振り方を考えるための大前提、EU外枠について書きたい。
EU外選手とは、本来EU加盟24カ国以外の国籍の選手のことだが、今はEUに準ずる国々の選手とコトヌー協定加盟国(アフリカ、カリブ海、太平洋諸国)についてもEU内と認められるようになっている。例えば、ジョビッチは母国セルビアがEUに準ずる国なのでEU内扱いだ。
リーガが認めるクラブ当たりのEU外選手の数は3人。この枠はビニシウス、ミリトン、ロドリゴのブラジル人3人で埋まっている。その外で久保とレイニエル・ジェズスが枠が空くのを待っている状態だ。
枠を空けるためには、二重国籍取得が手っ取り早い。が、これがなかなか進んでいない。
二重国籍を取るには、ブラジル人の場合は2年連続でスペインに居住している必要がある。3人のEU外選手のうち18-19からリーガでプレーしている先輩格のビニシウスは2020年夏にこの条件を満たし、スペイン語の試験にも社会・文化の試験にも合格して必要な手続きを完了したが、2年近く経った今も法務省の返事待ち。チームで最後にスペイン国籍を取得したフェデ・バルベルデの場合は手続き完了から約1年で取れており、本来なら昨夏には出ていなければならないのだが……。
この遅延は、コロナ禍ですべての行政手続きが滞っているせいだ。
報道によれば、法務省で国籍の審査を待つ者は、30万人以上に上っている、という。
お役所のやることなので目途というのはまったく立っていない。明日出るかもしれないし、来夏もまだ待っているかもしれない。かつてはクラブが裏から手を回してサッカー選手の国籍取得を優先させる、ということもあったが、非難を浴びてからは特別扱いはなくなっている。
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