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サッカー フットサル コラム 2022年6月20日

豊富な選手層を生かして反撃開始か? 今季初の5ゴールで札幌に逆転勝ちした川崎

後藤健生コラム by 後藤 健生
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後半開始早々から川崎の激しいプレッシングに対応して疲労を溜め込んでいた札幌の守備陣にとって、試合の終盤にこうしたトップクラスの選手がフレッシュな状態で入ってきたのだから、対応が難しかったのは当然のことだ。
「5人交代制は選手層の厚いビッグクラブに有利」と試合後に嘆いた札幌のペトロヴィッチ監督の言葉に嘘はない。

これから暑い夏場の試合が続くので、前線からプレッシャーをかけ続けることは難しいだろうが、選手層の厚い川崎であれば、疲労した選手を交代させても戦力が落ちることはない。鬼木監督は、豊富な選手をうまく回しながら使う采配の手腕に定評があるところ。

大島が入って攻撃のリズムはたしかに上がったが、まだ、フィニッシュの前の段階でのパスがズレて、選手同士が顔を見合わせるような場面も多かったし、札幌に2度も先行を許してしまったのも大きな反省材料。勝ち越し点が生まれたのが86分だったということは、ちょっと運がなければ、同点のまま終わって勝点2を失っていたのかもしれないのだ。

J1リーグは、横浜F・マリノス、カシマアントラーズ、そして川崎フロンターレの「三強」の力が頭一つ抜け出しているが、この札幌戦は川崎にとっての大きなターニングポイントとなるのかもしれない。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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