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サッカー フットサル コラム 2022年6月20日

豊富な選手層を生かして反撃開始か? 今季初の5ゴールで札幌に逆転勝ちした川崎

後藤健生コラム by 後藤 健生
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後半に入ると、川崎のスイッチが入ったようで、前線の選手が札幌のDFやGKに対してプレッシャーをかけ始めた。後半開始早々の47分には知念がGKの中野小次郎にプレッシャーをかけたことで、中野のキックが右サイドバックの山根視来にわたったが、その後も川崎のプレッシャーの勢いは落ちることがなかった。

こうしてチャンスを築き始めた川崎だったが、66分にはCKから荒野拓馬がヘディングで決めて札幌が再びリードを奪う。

得点力全開だった昨シーズンの川崎だったら、リードされても慌てることはないだろうが、何しろ中断前に得点力不足に陥っていただけに、試合開始を前に振り始めた雨脚が強くなってきていた等々力陸上競技場には“不安感”が立ち込める。

しかし、この夜の川崎はすぐに反応した。

70分、DF谷口彰悟がの山根に出したパスから始まって、右サイドの家長にボールが入り、脇坂、チャナティップとショートパスの交換があり、いったんは相手DFにあたったものの、そのボールを脇坂が浮かせてゴール前に送り込むと、小林が体を倒しながらジャンピングボレーで豪快に同点ゴールを決めた。

ゴール前での短いパスの交換は、いかにも川崎らしかった。

左から右へと、ゆったりとボールを動かしながら、フィニッシュの段階で一気にスピードアップするあたりも、強い時の川崎らしい得点だった。

86分の勝ち越し点は、強力なプレッシングによるもの。交代で投入されたレアンドロ・ダミアンがGKの中野に対してしつこくプレッシャーをかけ、苦し紛れに出した不用意なパスを同じく途中交代のマルシーニョが奪って、レアンドロ・ダミアンにつなぎ、家長のシュートもDFにブロックされたが、最後は小林が豪快に決めた。

89分は谷口のクリアを、札幌のDFがクリアミスしたボールが小林に渡り、内側のレーンからボックス内に走り込んだ家長が決めた。相手のミスによる得点だったが、これも、川崎の再三のハイプレスに札幌の守備陣が対応できなかったことによるものだ。

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