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サッカー フットサル コラム 2022年6月3日

チェルシーの今後を左右するグアルディオラとクロップのデータ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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例えばマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、6シーズン(228試合)で勝率は驚異の74・12%、1試合平均の勝点は2・3508。リヴァプールのユルゲン・クロップ監督も、ゲーゲンプレスに対応できる選手を揃えた18-19シーズン以降の4シーズン(152試合)で勝率72・37%、平均勝点は2・3486。

試合数の差こそあれ、世界の最先端を走る名監督の平均勝点はほぼ一致し、勝率も非常に近い。

このデータをどのように読み解くかが、チェルシーの今後を大きく左右するのではないだろうか。すでに完成品の二強をコピーしても、彼らを超えられない。選手の個性を見誤ると、粗悪な模造品を創るだけだ。

メイソン・マウントやリース・ジェームズ、さらに新シーズンはクリスタルパレスからローンバックするコナー・ギャラガーなど、将来性豊かな若手を揃えているのだから、彼らに適したプランの実行が望まれる。

2022-23シーズン、グアルディオラは7年目、クロップは8年目を迎える。強くするには時間がかかる。チェルシーの新オーナーに就任したボーリーはアブラモヴィッチを反面教師とし、拙速な監督人事だけは慎まなければならない。

◆注:各監督のデータはプレミアリーグ。人選はアブラモヴィッチ体制下のみで指揮した監督に限定。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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