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サッカー フットサル コラム 2021年9月14日

久保建英の先発起用は進化の証?韓国の至宝イ・カンインとの共演にも注目

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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ビルバオ戦で先発出場した久保

ビルバオ戦で先発出場した久保

先週のアスレティック・ビルバオ戦、久保建英が先発したのはちょっとしたサプライズだった。

7日の中国戦に出場しビルバオ戦が11日。今回は開催地がカタールとより近かったとはいえ、長旅を考えると「先発はない」とみるのが普通。乾貴士のエイバル時代の監督ホセ・メンディリバルも代表招集後は、必ず乾を外していた。

一番の理由は休養、二番目の理由は、休みの間にみっちり練習を積んだチームメイトがいるから。日本代表に呼ばれるたびに直後の試合は先発落ち、あるいは招集外になった。で、その試合で代役が活躍したりすると、メンディリバルは次の試合でも代役を先発させ、乾は控えとなった。それがメンディリバル流の公平なチームマネージメントだった。

「100%の者を使う」とはどんな監督でも言うことだ。ルイス・ガルシア・プラサ監督も久保がそれまで先発だったからではなく、100%だと見たから先発させたのだろう。

実際、久保のプレーからは疲れを感じなかった。攻撃でも守備でも最もインテンシティ高く走るチームであるビルバオのプレスに苦労するのではないか、という心配は杞憂に終わった。

ボールへの介入は少なかったが、“ソンブレロ”(スペイン語で「帽子」の意。頭上にボールを上げて相手を抜くトリッキーなプレー)やら、リズムチェンジを効かせ抜いて行くドリブルやら、精度の高いパスやら、球質の良いセンタリングやらといつものプレーを見せていた。トップ下という、サイドに比べ背走距離が短いポジションだったことも良かったのだろう。

考えてみれば、今季久保がバテたシーンを一度も見ていない。体力が確実についている証だ。

例外的に駄目なプレーが2つあった。

32分、70分にファウルだと勝手に判断してプレーを止めてしまった。32分の方は相手DFが足を滑らせたので、プレーを続行していればボールを奪い返して、決定的なチャンスになったかもしれない。リーガ3季目にして修正されていない悪い癖だ。メンディリバルなら怒鳴るシーンだが、ルイス・ガルシアはどうだったのだろう?

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