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サッカー フットサル コラム 2021年5月14日

熾烈を極めるトップ4争い!そしてリヴァプールが来た!!

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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マンチェスター・ユナイテッド戦で2ゴールのフィルミーノ

【3位】レスター:勝点66(得失点差+21)
◆対戦相手:チェルシー、トッテナム
◆負傷者:ジョニー・エヴァンズ、ジェイムズ・ジャスティン、ハーヴィー・バーンズ、ウェズ・モーガン

【4位】チェルシー:勝点64(得失点差+22)
◆対戦相手:レスター、アストンヴィラ
◆負傷者:マテオ・コヴァチッチ、アンドレアス・クリステンセン

【5位】リヴァプール:勝点60(得失点差+20)
◆対戦相手:ウェストブロム、バーンリー、クリスタルパレス
◆負傷者:フィルジル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティップ、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタ、ベン・デイヴィス、オザン・カバク、ディボク・オリギ

【6位】ウェストハム:勝点58(得失点差+10)
◆対戦相手:ブライトン、ウェストブロム、サウサンプトン
◆負傷者:デクラン・ライス、アーサー・マスアク、マーク・ノーブル、アーロン・クレスウェル、マヌエル・ランシーニ

プレミアリーグのトップ4争いは、最終盤まで熾烈を極めている。マンチェスターの両巨頭がすでにチャンピンズリーグの出場権を確保しているため、残されたチケットはわずか2枚しかない。

ウェストハムは全勝すればチャンスが出てくる。対戦相手を踏まえれば3連勝は可能であり、欠場中のライスとクレスウェルも今週末のブライトン戦には復帰する予定だ。しかし、この一戦に敗れると、トップ4入りの可能性はほぼ消滅する。直近5試合も2勝3敗。ニューカッスル戦の敗北(2-3)が惜しまれる。

9人もの負傷者を抱え、しかもセンターバックが壊滅状態になりながら、最終盤までトップ4争いに食らいついているのだから、リヴァプールは大したものだ。レスターに6ポイント差、チェルシーに4ポイント差は、試合消化数がひとつ少ない事実を考慮すると、射程内といって差し支えない。しかもリヴァプールには、“逆転のDNA” が浸透している。最終節のクリスタルパレス戦でドラマが起きるのか!?

さて、勝点ではレスターとチェルシーがアドバンテージを握っているが、両チームともに前節は痛い星を落としている。レスターはエヴァンズの負傷欠場(15日復帰予定)で守備が乱れ、ニューカッスルに2-4の惨敗。チェルシーはジョルジーニョがオウンゴールに等しいミスを犯したり、カイ・ハヴァーツとオリヴィエ・ジルーがビッグチャンスを決められなかったり、低迷が続くアーセナルに0-1で敗れた。

そして15日、彼らはFAカップ決勝で相まみえ、3日後にはプレミアリーグ37節でトップ4の座をかけた直接対決に臨む。4日間で2試合の短期決戦は、CL出場権の行方を大きく左右する “6ポインター” だ。前節のダメージを引きずっていると、最終結果が5位以下も考えられなくはない。

さぁ、レスターとチェルシーはポイント差を維持できるのか。ウェストハムの “work a miracle” か。それともリヴァプールが大逆転を演じるのか。プレミアリーグの熱い闘いは、まだまだ続く。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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