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開幕戦でのゴールセレブレーション
チャンピオンズリーグが3回、スーパーカップは4回、クラブワールドカップは2回、さらにセリエA、プレミアリーグ、リーグアン、ブンデスリーガなどで、率いたクラブに数多くのタイトルをもたらしてきた。実績は申し分ない。
カルロ・アンチェロッティである。
華々しいタイトル歴から判断すると、昨シーズンは失敗だった。マルコ・シウヴァ前監督が自信と秩序を破壊した後の途中就任とはいえ、8勝6分6敗。堅守で鳴るアンチェロッティらしからぬ脆さも垣間見え、チェルシー戦で4失点。アーセナルとウォルヴァーハンプトン、ボーンマスにも3点を奪われる始末だ。GKジョナサン・ピックフォードがつねに危なっかしいという絶望的な理由があったにせよ、トップ10を外す12位では及第点にほど遠い。
だからこそ百戦錬磨の指揮官は、夏の市場で新GKを探しはじめた。市場が閉まる10月5日までみずからのコネクションをフル活用し、安定感のあるGKを物色するという。一部で最有力ともいわれたエミリオ・マルティネスがアーセナルからアストンヴィラに新天地を求めたため、マンチェスター・ユナイテッドのセルヒオ・ロメロが第一ターゲットかもしれない。
さて、今シーズンのエヴァートンは中盤が強力になった。レアル・マドリーからハメス・ロドリゲスが、ナポリからはアランがやって来た。ワトフォードのアブドゥライ・ドゥクレも獲得した。そして彼ら新戦力は、トッテナムとの開幕戦でいきなり機能する。
ハメスとリシャーリソンの連携は、旧知の間柄であるかのようにスムーズだった。ドゥクレとアランのコンビネーションも心地よく、中盤は攻守ともほとんどスキがなかった。また、前線と中盤が連動しているため、昨シーズンまでは「マークすべき選手を見失いがち」との批判が多かったCBマイケル・キーンも余裕綽々のプレー。1-0の勝利に貢献した。
いやいや、この程度は当たり前と考えなければならない。前述した選手に加え、リュカ・ディーニュ、ドミニク・カルヴァート=ルーイン、トム・デイビス、セオ・ウォルコット、メイソン・ホルゲイトなど、エヴァートンにはすぐれたタレントが揃っている。トップ10を外すような陣容ではない。
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