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サッカー フットサル コラム 2020年5月13日

ジャコブってだれ?ウェストブロムを支えた名手を忘れるな

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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クラウディオ・ジャコブ

クラウディオ・ジャコブ


今回はマイベストシリーズ。「過去20年のプレミアリーグ・ベスト11~ただしアルゼンチン国籍に限る~」をお届けしよう。

◆GK
パウロ・ガッサニーガ(トッテナム)
◆DF
パブロ・サバレタ(マンチェスター・シティ/現ウェストハム)
ファブリツィオ・コロッチーニ(ニューカッスル/現サンロレンソ)
ニコラ・オタメンディ(マンチェスター・シティ)
カブリエル・エインセ(※マンチェスター・ユナイテッド)
◆MF
クラウディオ・ジャコブ(ウェストブロム/現ナシオナル・モンテビデオ)
ハビエル・マスチェラーノ(リヴァプール/現エストゥディアンテス)
マヌエル・ランシーニ(ウェストハム)
◆FW
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)
カルロス・テベス(ウェストハム/現ボカ・ジュニオルス)
レオナルド・ウジョア(レスター/現ラージョ・バジェカーノ)
(※はすでに現役を退いている者。クラブ表記は最も活躍したシーズンから選択。陣形は4-3-2-1のクリスマスツリー型)

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GKはガッサニーガしかおらず、エルナン・クレスポ(チェルシー)やフアン・セバスティアン・ベロン(ユナイテッド→チェルシー)、アンヘル・ディマリア(ユナイテッド)は、プレミアリーグのリズムに馴染めなかったため選外とした。ちなみにベロンはデイビッド・ベッカムの右足に嫉妬し、ユナイテッドからチェルシーに移籍したという〈都市伝説〉、いや、タブロイド紙の戯言もある。

それにしても、「実戦に即したメンバーだな」と我ながら満足している。気持ちが折れない選手ばかりだ。ディエゴ・マラドーナ、ガブリエル・バティストゥータ、リオネル・メッシといった史上に残るスーパースターは対象外でも、これだけのメンバーを揃えられる。アルゼンチン・フットボール恐るべし、だ。

4バックは全員が一対一に強く、中盤には技巧派で鳴らすランシーニに、運動量豊富なマスチェラーノとジャコブを揃えた。

ジャコブってだれ? 賢明な読者の皆さんも首を傾げたに違いない。12-13シーズンから6シーズン、ウェストブロムの中盤を支えた名手である。ボールコントロールが柔軟で、状況判断にも優れていた。チームは浮き沈みが激しかったものの、ジャコブだけはつねに安定。監督、コーチの信頼を集めていた。

前線ではポストワーカーのウジョアがボールを収めまくり、敏捷性豊かなアグエロとテベスが相手DF陣のギャップに入りまくる。3選手の特徴を踏まえると補完性も申し分なく、黒子であっても愚痴をこぼさないウジョアなら、アグエロとテベスの良さを存分に引き出せるはずだ。

さて、5月1日にお届けしたブラジル、今回のアルゼンチンと来れば、プレミアリーグに大きな影響を及ぼすあの二か国も外せない。近日中にフランス、スペイン編もお約束しよう。フランス、強そうだ。攻撃重視で選んでみるか。あっ、オランダっていう選択肢も悪くないな……。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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