人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2019年12月18日

CLラウンド16は激戦必至。プレミア対ラ・リーガの構図も!

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
  • Line
ガレス・ベイル

ドルトムント対パリ・サンジェルマン
レアル・マドリー対マンチェスター・シティ
アタランタ対バレンシア
アトレティコ・マドリード対リヴァプール
チェルシー対バイエルン・ミュンヘン
リヨン対ユベントス
トッテナム対ライプツィヒ
ナポリ対バルセロナ
※左記が第1戦のホーム。第1戦は2020年2月18~19日、25日~26日、第2戦は3月10~11日、17~18日に開催予定。

とんでもないカードばかりだ。チャンピオンズリーグのラウンド16は、どちらが勝っても不思議ではない激戦の連続になりそうだ。

マドリー対シティがラウンド16で実現するなんてぜいたくすぎる。「早すぎるよぉ」と頭を抱えたサポーターも少なくはないだろう。両クラブとも今シーズンはやや苦しんでいるが、ポテンシャルはヨーロッパ屈指であり、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がバルセロナを率いていた当時も、いろいろあった間柄だ。因縁が因縁を呼び、仮にマドリーが大敗した場合は、ジネディーヌ・ジダン監督のクビが飛ぶかもしれない。なお、両クラブは2012-13シーズンのグループステージで、15-16シーズンは準決勝で対戦し、いずれも1勝1分。〈ロス・ブランコス〉がまさっている。

プレミアリーグ対ラ・リーガの構図はもうひとつある。アトレティコ対リヴァプールだ。今シーズンのパフォーマンスを踏まえると、マージーサイドの名門に分がある。ラウンド16の段階でリヴァプールのユニフォームを着ている公算大の南野拓実が、スペインの強豪を相手にどの程度ファイトできるかにも胸が躍る。しかし、リヴァプールの〈ヘヴィメタル・フットボール〉は生半可ではない運動量が要求されるため、チーム自体のコンディションが著しく低下する時期がある。アトレティコは曲者だ。インテンシティで上まわり、前回の王者に土をつける可能性も否定はできない。

ユベントスはくじ運に恵まれた。リヨンが油断ならない相手であることに疑いの余地はないが、メンフィス・デパイがリーグ1第18節のレンヌ戦で左ひざ十字じん帯を断裂。今シーズン絶望の重傷を負った。大きすぎる戦力ダウンである。

そのほかバルセロナはチャンピオンズリーグの経験値でナポリを圧倒的に上まわり、トッテナムは幾多の修羅場をくぐり抜けてきたジョゼ・モウリーニョ監督の存在が、ライプツィヒ戦では大きなアドバンテージになる。

また、パリSGのトーマス・トゥヘル監督は、古巣ドルトムントとの一戦に平常心で立ち向かえるのか、チェルシーの青年将校フランク・ランパード監督は、海千山千が揃うバイエルンを攻略できるのか、戦略家ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるアタランタは、バレンシアの弱点を見つけられるのか、興味は尽きない。

「決勝でもおかしくないカードが4〜5つもある」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が語ったように、CLはラウンド16でもレベルの高さを見せつけることだろう。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ