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サッカー フットサル コラム 2019年12月11日

J1リーグの平均入場者数が2万人を突破。スポーツ文化が定着した日本社会は見捨てたものではない

後藤健生コラム by 後藤 健生
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横浜F・マリノスが最終節でもいかにもマリノスらしく3対0と攻め勝って、15年ぶりの優勝を決めた。

逆転優勝のためには4点差での勝利が必要だったFC東京が前半の立ち上がりから激しくプレッシャーをかけて攻撃を仕掛け、何度かチャンスを作った。もし、この早い時間帯に先制できていたら「逆転」の可能性も出てきたのだが、回ってきたチャンスを決め切れなかった。

 

このキックオフから20分ほどまでのFC東京が攻勢を強めた時間帯に横浜がしっかり守り切ったことが勝敗を決したと言ってもいいだろう。マルコス・ジュニオールや仲川輝人といった得点王争いをしているアタッカーたちもしっかり体を張った。

昨シーズンは、アンジェ・ポステコグルー監督の下で攻撃サッカーに取り組み始めたものの、「たしかに攻撃は面白いが、守備が崩壊してしまう」という脆さが目立った横浜だが、今季、とくに夏場以降は全員の守備意識が高まり、守るべき時間は守って機を見て攻撃に移るという王者に相応しい試合運びもすっかり板に付いてきていた。

 

リーグ終盤戦を見れば、横浜と東京のチーム力には明らかに差があったと言っていいだろう。

それを考えれば、リーグ戦前半の(つまり、久保建英がいた頃の)スタートダッシュでの貯金を生かして首位の座を守っていた東京としては、せっかく終盤まで勝点で横浜を上回っていたのに、第32節、第33節と2試合続けて下位チーム相手の試合で勝利を逃し、横浜に勝点でリードされた状況で最終節を迎えたのが致命的だった。

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