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サッカー フットサル コラム 2019年4月12日

イングランド プレミアリーグ 第34節の見どころ

プレミアリーグコラム by J SPORTS 編集部
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イングランド プレミアリーグ 第34節の見どころ

マンチェスター・ユナイテッド VS. ウェストハム

ミッドウィークのCLバルセロナ戦に敗れ公式戦2連敗中のマンチェスターU。
さらに、直近5試合では、1勝4敗と低調ムードが続いている。
CL出場権を獲得するためにもこの嫌な流れを断ち切りたいところだが、ウェストハムとの前回対戦は、1対3と敗れている。
ユナイテッドは、リベンジなるか!?

リヴァプール VS. チェルシー

ヨーロッパのカップ戦から中4日のリヴァプール対中2日のチェルシー。
優勝とCL出場権を占うビッグマッチ。
1月の第21節以来、リーグ戦負けなしで暫定首位のリヴァプールだがこの試合が簡単にはいかないデータが存在する。
リヴァプールは公式戦でのチェルシー戦、最近16試合でわずか2勝のみ。(8分け6敗)。
さらに、ホーム、アンフィールドでは無類の強さを誇るリヴァプールだがチェルシー相手には11/12シーズン以来勝利がないという意外なデータも。
これは、クロップ監督がアンフィールドでチェルシーに勝てていないことも表している。
一方のチェルシーは、若手のロフタスチーク、ハドソン=オドイがサッリ監督の抜擢に応える活躍を見せ、リーグ戦3連勝。
メンバー選考にも柔軟性を見せ始めたサッリ監督。
アザールもトップフォームを取り戻しつつあり一時期のどん底の状態は脱したように見える。
ここまで18ゴールで得点ランク2位で前節、リヴァプール史上最速でプレミア50ゴールを達成したサラー。
ここ2試合で3ゴールを挙げ、通算16ゴールとしたアザール。
優勝、CL出場権、得点王、多くのタイトルの行方を占う一戦となる。

トッテナム vs. ハダースフィールド

新スタジアム「トッテナム・ホットスパー・スタジアム」のこけら落としとなった4/3のクリスタルパレス戦(31節延期分)ではポチェッティーノ監督が復帰し リーグ戦6試合ぶりの勝利を挙げたトッテナム。
これで なんとかトップ4陥落は免れた。
そして、9日に行われたCL準々決勝1st legではマンチェスターCを1-0で下しクラブ史上初のCL4強に前進した。 しかし、その試合でケインが負傷。途中交代を余儀なくされた。
勝利と引き換えに大きな代償を払うことになってしまった。
シーズン終盤にケインなしで戦うとなれば トップ4争い、CLにかなりの痛手となるのは間違いない。
今節は降格の決まっている最下位ハダースフィールドとのホームでの一戦。
勝利へのモチベーションに差がある今節。
最下位相手といえど侮るなかれ!

クリスタルパレス vs. マンチェスター・シティ

ミッドウィークのCL準々決勝第1戦では、ソン・フンミンにゴールを許しトッテナムに0-1で敗れたシティ。
今節は敵地セルハーストパークに乗り込むが前回対戦(12/22第18節)では2-3で敗れているだけに12位のパレスは決して侮れない。
シティはこのあと中2日でCL準々決勝第2戦を控えている為ターンオーバーを行い、選手の入れ替えが予想される。
前節のカーディフ戦でフル出場を果たし、グアルディオラ監督から高評価を受けた期待の若手18歳のフォーデンに再び出場機会が巡ってくるのか注目。
首位リヴァプールと2ポイント差の2位シティは1試合消化が少ない状況だが、今節勝ってリヴァプールにプレッシャーをかけられるか。
残り6試合、熾烈な首位争いから目が離せない!

ワトフォード vs. アーセナル

アーセナルは前節アウェーのエヴァートン戦で完敗。
リーグ戦7試合ぶりの黒星となり暫定順位で5位に転落。
熾烈なトップ4争いを繰り広げる4チームの中でCL出場権獲得最有力と思われていた立場もこの敗戦で揺らいでしまった。
それでもミッドウィークに行われたEL 1st-legナポリとのビッグマッチはホームで2-0の快勝。
(もっと追加点を奪えた気もするが…)準決勝進出が見えてきた。
しかし、今節は苦手のアウェーでワトフォードとの対戦。
マンデイナイトとはいえ中3日のアーセナルに比べワトフォードはFA杯準決勝から中7日と日程の面で有利な状況。
さらにそのFA杯準決勝ではウルヴズ相手に2点差をひっくり返しての劇的な逆転勝利。
35シーズンぶりの決勝進出を果たし勢いにのっている。
そしてワトフォードのキャプテン、ディーニーといえば以前「アーセナルは肝っ玉が足りない。まず一発かましてビビらせる」と言いたい放題。
そのディーニー率いるワトフォードなら肉弾戦を挑んでくることが予想される。
アウェー、ハードスケジュール、フィジカルバトルと苦戦する要素満載のアーセナル。
来シーズンこそCLの舞台で戦うために、アウェーの苦手意識を打ち消すために、そして試合後ディーニーにディスられないために、必要なものはファイティングスピリットだ。

J SPORTS編集部

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