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サッカー フットサル コラム 2020年11月4日

久しぶりに見た激しい《撃ち合い》。スーパーゴールで決着した横浜FM対鹿島戦

プレミアリーグコラム by 後藤 健生
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11月3日の文化の日。前夜の雨も午前のうちに上がって天気も回復。ちょうどJ1リーグの試合が同じ横浜で2試合着くけてあり、キックオフ時間も13時と16時だったので大急ぎで移動しながら両方の試合を観戦することができた。

どちらの試合もホームチーム(横浜F・マリノスと横浜FC)が早々に2点を先行したものの、前半のうちにアウェーチーム(鹿島アントラーズと大分トリニータ)が1点を返して2対1のスコアでハーフタイムを迎え、後半、アウェーチームが2点を奪って逆転勝ち……。

もちろん偶然のことながら、まったく同じ得点経過となったのがおかしかった。

もっとも、似ていたのは得点経過だけで、内容はまったく違うゲームだった。

横浜FC対大分トリニータの試合は、どこか両チームとも「腰が引けた」戦いだった。

前半立ち上がりの大分は「スリーバック」というより「ファイブバック」で、数字でいえばシステムは5−4−1。横浜FCがボールを持つと、大分の選手達はハーフライン手前まで引いてしまう。おかげで、横浜FCとしては後方から余裕をもってビルドアップできる楽な展開となり、29分にFKからのボールにDFの田代真一が合わせて先制すると、3分後にも右クロスを齋藤功佑がヘディングで叩き込んで2対0とした。

ところが、横浜FCは2点をリードしたことで「攻めるのか守るのか」が中途半端となってしまい、逆に大分の方はようやく目を覚ましたようで両サイドが高く張って反撃に転じ、CKから1点を返してハーフタイムを迎える。

後半、大分は3−4−3にシステムを変更して、相手陣内深いところからプレッシャーをかけて押し込んだ。それでもなかなかゴールにはつながらなかったものの、88分に混戦の中から知念慶が押し込むと、90+3分にはCKくずれからにクロスに田中達也が合わせて逆転勝利を手繰り寄せた。

前半は大分が引きすぎて相手に余裕を与え、後半は押し込まれた横浜FCが怯えたようにまったく押し返すことができなくなってしまう。互いに“独り相撲”を取っていたような不思議な展開の試合だった。

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