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サッカー フットサル コラム 2018年7月16日

フランスの20年ぶりのワールドカップ王者を引き寄せたVAR判定とポグバの強烈弾

元川悦子コラム by 元川 悦子
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ポグバにとっては今大会初ゴール。本人も感慨ひとしおだったに違いない。ディディエ・デシャン監督率いる今回のフランスは強固な守備ブロックを形成するディフェンシブなチームで、ポグバ自身も持ち前の爆発力や破壊力よりもハードな守りに奔走する場面が多かった。マンチェスター・ユナイテッドでの彼は、16-17シーズンがプレミアリーグ5得点、17-18シーズンは同6得点という数字を見ても分かる通り、もう少しアグレッシブに前に出ていく選手。ジョゼ・モウリーニョ監督も類まれな攻撃センスを生かすため、ボランチより高い位置で使うこともしばしばあった。デシャン監督もその非凡な能力を承知のうえで、あえて最終ライン前の壁として立ちはだかる仕事を課してきた。

それを確実に遂行できる献身性と忠実さがポグバの魅力だ。こうした守りのタスクをしっかりとやり切ったうえで、今回の大きなゴールを生み出したのだから、彼の評価はまた一段階上がったはずだ。加えて言えば、この日はエンゴロ・カンテ(チェルシー)がクロアチア攻撃陣に翻弄されるケースが多かった。その分、ポグバにかかる負担は大きかったはずだ。

デシャン監督もポグバの3点目が生まれる前にいち早くスティーブン・エンゾンジ(セビージャ)を投入して、足りなかった高さを加えて中盤の安定化を図ったほどだ。ポグバとエンゾンジが組んだボランチはそれまで以上にバランスがよくなり、守備陣の負担軽減効果もあった。こういった仕事を含め、この日の背番号6は非常に大きな働きを見せたと言っていい。最終的にムバッペが追加点を挙げ、フランスは4-2で勝利を飾り、グリーズマンがマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたが、陰のMVPはポグバだったと言っても過言ではない。この男の存在なくして、フランスの20年ぶりのワールドカップ制覇はあり得なかった。

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