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サッカー フットサル コラム 2018年4月23日

ベンゲル体制21年半の長期政権終焉へ。欧州出場権遠のいたアーセナル。寂しき終盤戦

元川悦子コラム by 元川 悦子
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日本からも稲本、伊藤翔(横浜)、宮市亮(ザンクトパウリ)、浅野拓磨(シュツットガルト)らが才能を見出され、獲得対象になったが、ベンゲル監督は間違いなく目利きの指導者だった。むしろGM的な能力の方が高かったと言っても過言ではない。そこは評価すべきポイントだろう。

2010年代に入ると、13-14、14-15、16-17シーズンにFAカップを制覇。無冠時代からは脱することができた。が、チェルシーやマンチェスター・シティらに加え、伏兵・レスターも躍進し、アーセナルのプレミア王者奪回は叶わないまま時間が過ぎていく。ベンゲル体制が20年近くなった頃には退任話がしばしばメディアを賑わせるようになった。昨季も「いよいよ今季限りでベンゲル体制終焉か」と言われたが、クラブは続投の判断を下した。それも百戦錬磨のベテラン指揮官に最後の花道を飾ってほしいという思惑があったからではないだろうか。

ベンゲル監督もビッグ6の中で、最低でもUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を得られる4位以内を確保したかったに違いない。だが、マンチェスターCが開幕から独走し、ジョゼ・モウリーニョ監督体制2年目のマンチェスター・ユナイテッドが2位をキープ。3位をチェルシーとリバプールが争う構図となり、アーセナルは停滞感を打破できなかった。

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