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サッカー フットサル コラム 2018年4月13日

疲労のピークを迎えても、シティは攻撃的な姿勢を貫く

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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4月4日、チャンピオンズリーグ(以下CL)準々決勝1stレグでリヴァプールに0-3の敗北を喫した。三日後、勝てばプレミアリーグ優勝というローカルダービーでは、マンチェスター・ユナイテッドに2-3の逆転負け。そして10日のCL準々決勝2ndレグも、マージーサイドの名門に1-2の苦杯を舐めている。わずか六日間で公式戦3連敗。マンチェスター・シティは大きなダメージを負った。

プレー強度に重きを置いてきたため、選手たちに疲労の色は隠せない。からだが思うように動かず、ボールコントロールやポジショニングなどでミスが相次いでいる。とくにDF陣は一対一で脆さを露見し、失点につながるケースも増えてきた。週末にアウェーで対戦するトッテナムは、ハリー・ケイン、クリスティアン・エリクセン、デリ・アリ、ソン・フンミン、エリック・ラメラなど、タイプの異なる優秀なタレントを数多く擁している。ピンチの連続も覚悟しなければならないだろう。18節の対戦では4-1の圧勝を収めているが、当時のシティと現在とではコンディションに大差がある。疲労がピークを迎えたいま、CL準々決勝2ndレグから中三日ではさすがにキツい。中一週間のトッテナムが運動量で上まわり、シティを追い込む展開が続いたとしても不思議ではないだろう。

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