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4月4日、チャンピオンズリーグ(以下CL)準々決勝1stレグでリヴァプールに0-3の敗北を喫した。三日後、勝てばプレミアリーグ優勝というローカルダービーでは、マンチェスター・ユナイテッドに2-3の逆転負け。そして10日のCL準々決勝2ndレグも、マージーサイドの名門に1-2の苦杯を舐めている。わずか六日間で公式戦3連敗。マンチェスター・シティは大きなダメージを負った。
プレー強度に重きを置いてきたため、選手たちに疲労の色は隠せない。からだが思うように動かず、ボールコントロールやポジショニングなどでミスが相次いでいる。とくにDF陣は一対一で脆さを露見し、失点につながるケースも増えてきた。週末にアウェーで対戦するトッテナムは、ハリー・ケイン、クリスティアン・エリクセン、デリ・アリ、ソン・フンミン、エリック・ラメラなど、タイプの異なる優秀なタレントを数多く擁している。ピンチの連続も覚悟しなければならないだろう。18節の対戦では4-1の圧勝を収めているが、当時のシティと現在とではコンディションに大差がある。疲労がピークを迎えたいま、CL準々決勝2ndレグから中三日ではさすがにキツい。中一週間のトッテナムが運動量で上まわり、シティを追い込む展開が続いたとしても不思議ではないだろう。
それでもジョゼップ・グアルディオラ監督は、通常のゲームプランを押し通す確率が高い。低めのライン設定やリトリートなど、失点のリスクを抑える闘い方はあるものの、かのヨハン・クライフ氏から「美しく勝利せよ」との薫陶を受けた名将は、間違いなく攻撃的なフットボールを選択する。ハイライン・ハイプレス。ビルドアップの際にインタセプトされたり、最終ラインの背後をとられたりするリスクは想定済みだ。選手たちも疲れたからだに鞭打って、トッテナム守備陣を細かいパスワークで翻弄すべく奮闘し、ボールを失った際は高めで即時奪回を試みるのではないだろうか。
CL準々決勝2ndレグ終了後、グアルディオラ監督は「選手たちと過ごしたこの十か月は特別な時間だった。準決勝には進めなかったけれど、彼らがなにかを感じ取ってくれていたら、それはそれで素晴らしいことだと思う」と語った。信念に揺らぎはなく、選手たちへの信頼も明言した。トッテナム戦は苦戦を強いられるだろう。しかし、グアルディオラ監督率いるマンチェスターの精鋭は、究極の理想に向かってアタッキング・フットボールを貫くに違いない。
※トッテナム対シティ戦は、4月14日(土)深夜3時30分からJ SPORTS 2でライブ中継いたします。
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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