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【Cycle*2024 UCI世界選手権大会 男子エリート:プレビュー】チェコのスピードコースでシーズン締めくくりの世界選、絶対的大本命はファンデルプール
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかJ SPORTS サイクルロードレース【公式】YouTubeチャンネル
【ピットでのバイク交換】辻啓のシクロクロス解説動画 第5弾
また河川敷のスポーツ公園に引かれたコースの大部分は、普段はびっしり草に覆われている。まあ、3日間かけて7レース行われる世界選手権の、大トリを飾る男子エリートの頃には、単にしっかりと練り返された土の道に変わっているに違いないのだ。通常この時期は氷点下の日々が続くため、カチカチの凍土になることも多々。幸か不幸か、大会の週末は比較的暖かいとのことだから、つまりは泥んこ大戦かもしれない。するとピットでの自転車交換も、勝負を左右する重要な鍵となる。
この地で初めて世界王者になったファンデルプールは、今年は、6枚目のアルカンシェルを獲りに来る。この冬も13戦12勝と呆れるほどに強く、負ける姿などもはや想像すらできない。しかも少年時代からの宿敵であり、1年前の虹色争奪戦でフィニッシュラインぎりぎりまで自身を苦しめたワウト・ファンアールトも、この夏マウンテンバイクで手ごわいライバルになるであろうトム・ピドコックも、今回は不在なのだ。
むしろマチューの突き進む道の上には、手練手管のシクロクロス「スペシャリスト」たちが大挙して待ち受ける。例えばベテランのラルス・ファンデルハールが、ターボルで初めて勝ったのはなんとアンダー時代の2011年のこと。計4勝を含む10回の表彰台乗りを達成しており、土地の性質を隅々まで知り尽くしている。
ファンデルハールの同僚たち、すなわちバロワーズ・トレック・ライオンズの面々も、間違いなく勝負に絡んでくる。シーズン通して安定した好成績を並べ、27歳にしてとうとうエリートでUCIワールドカップ初優勝&ナショナル選手権初優勝を手にしたヨリス・ニューエンハイスは、初めてのエリート世界選手権表彰台に飛び乗りたい。エリート完全転向1年目であっさりワールドカップ2勝を上げた若きピム・ロンハールには、当然注目すべし。2度世界選を制した偉大なる父を持つティボウ・ネイスは、1年前はアンダー23カテゴリーで世界王者になったが、今年は初めてのエリート世界選に挑戦する。
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