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サイクル ロードレース コラム 2024年1月11日

日本に住んでいるならサイクルロードレースを絶対見るべきだ?! その2つの理由(時差&デバイス)

自転車雑談 by 森田秀一
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とにかく、スタジアム競技とは何から何まで違う。選手はライバルとだけでなく、自然、天候、世間とも戦う。こうした独特すぎるサイクルロード文化に、20年前の筆者は驚き、以来すっかりハマってしまった。

そんな素晴らしきサイクルロードレースの中心地は、ヨーロッパである。フランスやベルギーの熱狂ぶりは有名だが、イタリア、スペイン、イギリスにも強豪選手は多い。また近年は北欧、東欧諸国の出身選手が台風の目となっている。

ヨーロッパ各地で開催される有名大会のほとんどは昼下がり、現地時間にしてだいたい13~14時くらいにスタートする。そこから150~200km前後を走破し、17~18時にフィニッシュするという流れ。長距離コース全体に照明を入れるのは不可能なため、夜間レースはほぼない。

これを日本時間に直すとどうだろうか。皆さんご存じツール・ド・フランスの例で考えてみよう。同大会が開催されるフランスとの7月の時差は7時間。よって日本時間でいえば夜の20~21時スタート、24~25時フィニッシュとなる。

つまり、夕飯をしっかり食べた後、それこそプロ野球中継が終わるくらいのタイミングで、ツール・ド・フランスの生放送がちょうどスタートするのだ。しかも競技の決着も24時前後なので、結果を見届けてから寝入ることができる(早寝早起き派にはちょっとツラいだろうが)。

夕飯からの寝るまでのリラックスタイムに、世界トップレベルの競技者たちによる本気も本気の戦いが見られる。これはとてつもなくラッキーなことで、現地の沿道で熱狂するのとはまた違ったエモさにも通じると思うのだが、皆さんいかがだろうか?

欧州サッカーの多くがド深夜、米国MLB中継の大半が早朝~午前であるのと比べれば、“見やすい”の意味がお分かりいただけるだろう。「絶対面白いから早起きして見て!」「いや仕事でそれどころじゃないよ」という摩擦が、起こりづらいという訳だ(笑)。

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